勝った!

2004年8月7日
勝ったよ!良かった、よかったね。
彼に言わせれば

あたりまえ

何だそうです。

大会前、二軍といわれていたチームだよ。
これで勝ってこそでしょうっていうか、このチームで充分ってことだったんだから、勝って当たり前。負けちゃいかんのよ。この試合。

そう、試合前に電話したときにそういっていたのですが。
いや、とにかく勝ってよかった。

しかし・・・川口君かっこいい・・・
10年くらい前、そうJリーグ出来立ての頃、
あの頃の私は全てのスポーツ選手の中で一番かっこいいのは、お相撲さんだと思っていた。
若貴、曙、武蔵丸、貴ノ浪、貴闘力、寺尾、水戸泉、琴の若、琴が梅、琴稲妻、琴錦、舞の海、智の花、武双山、魁皇・・・の頃です。
Jリーガーはなよなよしてるみたいだし、野球選手はテレテレ歩いてるし、プロレスラーは声が大きいだけみたいで・・・なんだか良くわからないけれど、とにかくお相撲さんが大好きだった。
「ただのでぶじゃないんだよ〜あの脂肪の下には、鋼の筋肉が隠れているんだよ」と力説して歩いていた。

格闘技好きの友達にお相撲さんはかっこいいよねというと、すごく喜んで、
「そうか、好きか〜」と熱く語られたりして・・でもそれにも結構ついていくくらい、見たり考えたりしてたんだよね〜。
でも「じゃあ、一番好きな力士は?」と聞かれて
「琴の若、魁皇でもいい」と答えた私に
「・・・・おまえ・・・・けっきょくそうか・・・・」とものすごくがっかりされただけでなく、今まで語った事すら無駄だったといわんばかりの反応だったんだけれど・・・

今でも現役のお二人ですので、説明するまでもないと思いますが、このお二人「二枚目力士」で数えられる方です・・。

いやいや、相撲の話じゃなくて・・
そのころ、そんなにお相撲好きだったときでも
川口君だけはかっこよくって大好きだったのでした。
今回の大活躍はもう、本当にうれしい。
W杯の時は出られなかっただけに、やっぱり君はすごいよと、うれしくなってしまいました。
2勝1敗2分

*〜*〜*

かかとの高い靴を履くと、骨がきしむ音がする気がする。
特につま先が細い靴ではないけれど、外反母趾ってこんな事なんだと感じる。

私はストッキングが嫌いなので、昔はできるだけ靴下を履いていくような服を選んでしていました。
最近ではそうもいかなくなったので、ヒールを履くことになるんですが。
ロッカーで履き替えれば良いんだけれど。

みんな、あんなに高い靴よく履いているなぁと感心しています。

intelligence

2004年8月5日
諜報活動は、公式発表している情報の収集分析が8割を占めているんだと、職場の物知りな方に教えてもらった。公式発表情報の的確な分析を長期にわたって行うことで、考え方や変化がよく見えてくるそうです。

私が彼に対してやってるのと同じ。
小さな仕草や、些細な言葉をあつめて、
彼が私をどう思ってくれてるのかを探ろうとして。
私に対して何を期待しているのかを考えようとして。
彼の「好き」をあつめて。

サッカーアジア杯

2004年8月3日
すごかったですねぇ。
えっ?観てない?
まあまあ、私も本当に観たのは最後の35分間です。
同点のゴールが入った直後でしたが。
チャンネルを合わせたのは彼がサッカー好きだからかも知れません。
試合の途中にメールを興奮のやりとり。

延長の15分ハーフはまさに死闘という感じでした。
日本もバーレーンもへろへろだったもん。
私は大興奮で観ていたせいか、観客のブーイングには気がつかなかったですが。
この前から、日本チームに対する中国国民の大ブーイングはすごいらしいですね。
それにも動じずよくがんばっているなぁと思う。
審判も観客に左右されるらしいから、なにも文句も言わせない得点はすばらしいです。


ってなことを考えていたら、職場でサッカーの話になりました。
『自国を応援するのは当たり前、けれどフェアじゃない行動は誰が観ても、わかる。次期オリンピックも控えているし、中国の「ホスト国としてふさわしい振る舞い」を世界中が観ているんだから、日本チームはベストを尽くせばいいだけだ』
うん!そのとおり。
最近彼が私のことを好きでいてくれるのが伝わっているような気がして。
だから、なんか確認したくなったので・・・

ねぇ私のこと好き?
わからないの?
わからないから、聞いてるんだよ。
どっちだと思う?
あのねぇ、わからないから、聞いてるの。
どっちかな〜

しつこ〜い!と自分でも思うけど、こんなやりとりを一日中繰り返していました。
でも、本当はこのやりとりの中でさえ、好きと言ってもらっているのが伝わってきていた。
だから、よけいに1日繰り返したんだと思うんだけど。

ベッドに入って・・めずらしくそのまま眠った二人。
今日の彼もまためずらしく。
ずっと抱きしめていてくれた。暑い時は手を繋いでいてくれた。
すごくやさしかった。
布団は彼が全部一人で巻きつけて寝てたけど。
彼は言葉じゃなくて伝えたいと思ってくれてるんだと思った。

昨日の夜とってもやさしかった。うれしかった。
彼に気がついてるよと、伝えたかった。
4分け
調整日で1日お休み。
7月の勝敗は7勝5敗8分け。
まずまず?

*〜*〜*

やれやれ、今日は△。引き分けの日になった。
そう思って空いた席に座った。
網棚の上からとった荷物をひざに抱え、今まで読んでいた本を閉じてかばんに入れようと視線を落として、ギョッとした。
私の前に立っている人のパンツのひざ下にセミが止まっている。
うっそぉ〜!
しっかりつかまって、微動だにしない。
いきなりなき始めたり、飛んだりしたらどうしよう・・・
でもでも、ということはですよ。今まで私の後ろに立っていた人ってことじゃないですか。
私のふくらはぎ近くに止まっていたってことですよ。いつから?
いやぁん、今の今まで私は知らずにいたわけですか。まいった。

そして、覚悟を決めました。
「知らぬが仏のつづきで、眠っちゃおう!」あとふた駅。
このままセミと地下にもぐるのも悪くない。
でも、目を瞑って下を向いても、頭の上の先のほうに神経が集中して、セミから離れる事はない。
怖いもの見たさで、セミを確認するも、ブローチのように止まって動かないけれどなんか目が合ってる気がするし。
いきなりなき始めたり、飛んだりしたら本当にどうする?
私のほうに向かってきたらどうする?どうする?

と、あたまの中がぐるぐる回っていると、次の駅でその人はセミと共に降りていった

西?

2004年7月29日
今、外はすごい雨。

どうして、台風西に移動しているの?

朝二回

2004年7月28日
私はベッドに入ったら次の瞬間に眠りに落ちる。
「不眠」で悩むってちょっとデリケートっぽくってうらやましい。
ベッドに入って、眠りに落ちて、さらに次の瞬間目覚ましがなる。そんな気持ち。

朝彼からメールを貰っていた。
「だれかさん、明日休みって言ってた?」
いいえ、今日お休みしています。
読んだメールにそうつぶやいたまま返信しないでいたので、そのつもりだったら悪いなと思って、電話を掛けた。「ただいま電話に出られません」
「お休みじゃないよ〜」って言いたいだけなのでメールで良いや。
そう思ってベッドに横になる。

私の携帯電話の目覚ましは一度なっても、ちゃんとOFFにしないと30分間5分おきに鳴り続ける。以前は目覚ましがなったとたんに起きられたのに、最近はその30分だらだらと布団の中でまどろんでいる。手探りで音を止めて、5ふ〜ん。5ふ〜ん。
本当に起きなくちゃいけない時間の30分前に目覚ましを掛けるのもちょっともったいないけれど、このまどろみのカウントダウンが必要なの。

ふと、何分になったんだろうと思って音がする携帯を見ると、画面に彼の顔。
へ?と思ったら電話が鳴っていた。
「もしもし」
「もしもし」
「おはよう。」
「おはよう。」
「寝ちゃってた?」
「うん」
どうやらまだ夜みたい。
「ただいま電話に出られませんって言われた。」
「目覚ましだと思って止めちゃったの〜」
「だれかさん、寝ぼけてるし」
そんな会話をして、電話を切った。
今何時?時間を確認すると、彼にメールを送って30分も経っていなかった。
それなのに朝だと思ったんだから、私は本当に次の瞬間に朝なんだなぁと実感したのでした。
そして、その次の瞬間再び眠りに落ちていたらしい。

*〜*〜*

めずらしく夢を見た。
彼に「結婚しよう。いつにしようか。8月?9月?」そういわれていた。
やけに急な話で、具体的だなぁと思ったことも覚えている。もちろんとてもうれしい気持ちだった。
ただ、それだけの夢。
願望なのか、彼が思った事が伝わったのか。

目覚めはとてもよかった。
今朝は、10分後3回目の音でベッドから出た。

結婚って

2004年7月27日
すごく仲の良い友達。大切な友達。
仲良しK君も彼女をとおしての友達。
彼女は、とても結婚したがっていた。それは私といっしょ。
彼女はとても個性的な人で、たぶん同年代の男性には彼女の魅力は大きすぎて見えなかったと思うの。
結局、2年位前に両親を説得して10歳年下の彼と結婚にこぎつけた。やっぱり、型にはまった結婚とはちょっと違った。

独身のとき、彼女と話をしていたことがある。
結婚している人は「それほどいいものじゃないよ。」そういうけれど、みんなやめていないじゃない。確かに離婚する人は多くなったけれど、みんな何か文句を言いつつも、不満を漏らしつつも続けているじゃない。
そんな話。

年末ごろ彼女と食事をしたときに、彼女は私に言った。
「NaNa、結婚ってそれほどいいものじゃないよ。」
私はそれを聞いて、彼女とこんなに離れちゃったのかとがっかりした。
良いも悪いも判断するのは私なのに、なんか、一段高いところから私を見て、慰められたみたいな気がしてすごく嫌だった。

それを聞いて、私が結婚したいなという気持ちをなくすと思ったのかな。
そりゃ、何が何でもしたいと思っているわけじゃない。
したい人としたい。

彼女は結婚運がないと言われて、名前をかえた。
彼女が結婚を決めたときに、名前をくれた人に「そんな人と結婚するためにつけた名前じゃない。」とまで言われた。
それでも、彼とした。
それなのに、私にその言葉?

でね、ちょっと気がついたの。
「結婚」ってひとくくり。
だけど、結婚って全部ちがうでしょ。
あの人に、この人に、彼女にとってそれほど良くないものでも、私にとっては違うかもしれないじゃない。良いと思うところ、良くないと思うところって違うじゃない。
それなのに、どうして人に「良い」とか「良くない」とか言うのかな。

良くわからないや。
結局は「負け犬の遠吠え」?

妙な達成感

2004年7月26日
ボールペンを最後まで使い切ると、なんだかものすごくうれしくなりません?
隣の席の人にそういったら

うんうん、あと100円ライターもだよ

なるほど〜

私は、そのほかは目薬かな
後ろからついて歩く私に バトンをもらうみたいな手で「はやくおいで」と伝える。
ほかの人にはわからないけれど 私だけに伝わる。うれしい瞬間。
彼は手をつなぐよりも 腕を組むほうが好きだと言う。
けれど 手をつなぐことに慣れてきたみたい。
子供に手をつなぐことを促すように手を差し出す。
前は力の入らない手で 私がしがみつくように手をつなぐのが好きなのかと思っていたけれど 最近の彼は手を握ってくれる。
「ぎゅっ」微妙に力のこもる手のひらが どうしてこんなに幸せな気持ちにさせるのかしら。
返事をするみたいに 少し強く握るともう一度応えてくれる手。
何を話しているのか 会話になっているのか本当にところはわからない。
けれど 二人の手は話している。
言葉にならない たくさんの気持ち。
今年度に入って、彼はものすごく忙しくなっている。
昨年度も忙しかったけど、今はとにかく出張が多い。
月に5日くらいしか会社に行かない。
おまけに出張が土日に重なったりしている。
スケジュールが、びっしりなので彼は予定表をExcelで作って自分のシステム手帳に閉じこんでいた。

「NaNaちゃんもいる?」

彼のスケジュール表をもらって、例のシステム手帳に閉じこんで、たまに変化・・追加する予定に「また、週末会えないんだ・・」とか言いながら書き加えて。
だから、ここのところ、彼の予定が丸わかりでちょっとうれしかった。
反面、あえない日を突きつけられているのがちょっと悲しい気持ちになったりするんですけど。

この週末は、土曜日に帰れないかもしれないからって日曜日までが、出張予定だった。
そのつもりでいた。
そしたら、夜に受信したメールには

「ただいま」

明日は会えるらしい。
そのつもりがなかったから、ちょっと驚きで、うれしい。
2勝1敗1分
なかなかいい調子。

*〜*〜*

同じ電車の弱冷房車に意識して乗るようになってから、途中で降りる人がわかってきた。
ほかの車両と違って、弱冷房車は少ないので意識して乗る人が決まっているようです。

上着を着たまま汗だくになっているサラリーマンを見かけると、隣の車両に移ってほしい思っちゃう。
その人が発散するエネルギーで回りも3℃は気温が上がっちゃう気がする。そして、この暑い夏はあの人たちのせいだと思えてしまう。

暑いのに上着まで着て、長いスラックスはいて。女性は季節感がある服を着るけれど、男性はせいぜい生地が薄くなるだけ。その人たちに合わせた室温は変だと思うの。
室温が一度下がれば外気が一度上がるのは、当たり前のこと。エネルギーはどっかに消えちゃうわけじゃなくて、交換されているだけなんだから。
それで、女性は寒くて上着を持ち歩いているなんて、省エネと叫ばれているのに、まずは夏気温が25℃を超えたら上着を着てはいけないルールにしようよ。法律で決めてほしい。
以前省エネルックとかやってたことがあるけれど、単純にワイシャツを半そでにしてネクタイをしないだけで十分だと思います。暑い日には上着を着ていなくても失礼だと思わない社会にしなくちゃいけないんでしょうか。
でもでも、吐き出されたエネルギーを電気に変えられたら、すごいね。あの熱い空気を一箇所にまとめて何かに利用できたらいいのに。
おいしいくだもの。
くだものって、わくわくします。だいすき。
でも、くだものにも、「好き」と「嫌い」がある。
私が嫌いなくだものは、バナナ。
理由は「お腹いっぱいになっちゃうから。」
そう言うと、彼に笑われた。

「バナナの嫌いな理由、そんなの聞いたことない。
NaNaちゃん、相変わらず訳わかんないこと言うよね。」

そうかな〜。
それから、パイナップル。なんか口の中変になったりしませんか?
あんまり皮のほうまで食べるかららしいんですけど。
その記憶と共にいい感じがしない果物になってしまった。

そして、メロン。
いつもとって置きすぎて、美味しい時期を逃していたものしか食べていなかったから。
手に入ってから、程なくして食べごろに切るようになってからは好きになった。

一番好きなのは「梨」
たぶんどれだけ食べてももういらないってならないと思う。

*〜*〜*

毎年、桃狩りに行く。
作っている農家に知り合いがいて、出荷のちょっとしたお手伝い。
畑に行って、採りたての桃を2〜3個食べて、私の中ではその年の桃はおしまいになる。
この桃が一番美味しい。
帰りに、出荷できない桃を50個くらいいただいて帰ってくる。
「早く食べてください。」と前置きして近所に配っている。
数が半端じゃないから、多少見栄えが悪くても結構喜んでもらえる。
そう、今は桃の季節。

明日は桃狩り。今年は3:30出発予定。
現地到着は一時間後の予定です。

*〜*〜*

彼はその桃を食べないかな?と思って聞いたみた。

「桃は果物の中で一番嫌いかも。」

桃が嫌いなのってあんまりか聞かないから、ちょっとしつこく理由を聞いてみました。

「おいしくない。くだものは瑞々しいのがいいじゃない。瑞々しくないし、味も好きじゃない。」

桃って瑞々しくないかな〜

「だから、メロンよりスイカ。くだもので一番好きなのは、梨。」

おっわかってきた。
食感が好きじゃないんだね。

「そう、だからバナナも好きじゃない。」

私がバナナ嫌いって言ったら、変だって言ってたのに

くだものってどれもみんな美味しい。
だから、嫌いなくだものって、ちょっと興味深いし、理由がおもしろいな〜
昨日から彼は、出張に行っている。
今日一度帰って来て、また明日から今度は北に。

「あのね、帰りに空港で、漬物が売ってたの。すごく美味しそうで、散々迷ったんだけど、やめちゃった。」
電話で彼は言っていた。

きっと、いっしょに住んでいたら、彼は買って帰ってきたと思うの。
彼はお母さんと二人で住んでいるけれど、家で食事はしない。
高校生になったときから、しなくなったらしい。

いっしょに住んでいたなら・・・と彼が思ってくれてらうれしいな。

*〜*〜*

ちゃんとした、直接的な言葉で、将来の話をするのがちょっと苦手。
だから、すごくあいまいな言葉を使ってしまう。
勇気の告白のときはさすがに、そうではなかったつもりだけど。

もっといっしょにいたい
わたしも子供産みたい

たまに、そんな言葉を本当にたまに言うのが精一杯。

でも、最近気づいたの。
もしかしたら彼も同じなのかもしれない。

今日の漬物の話は、そういう言葉なのかもしれない。
この前のお誕生日のお祝いが、彼といっしょになっちゃうって話も、そういう言葉なのかもしれない。

二人で、こんな風だったら、いつになったら次に進められるのかな?
のんきな二人。
私だけなのかもしれないけれど、彼からたくさん栄養と水をもらうと、他には目がいかないし、いつでも新鮮に好きでいられるんじゃないかと思うの。
彼にいつでもたくさん栄養とおいしいお水をあげたいって思わせるのは大変なのかもしれないけれど。
今日はコンサートに行く日。
でも、夕方から。
彼もちょっとお買い物があるらしいので、彼と都内で待ち合わせ。
土曜日も日曜日もまるまる一緒にいて、今日は5時間のデート。
別れ際、JRの駅まで送ってくれた彼は券売機の前でキスしてくれた。
人前で!って怒られそうだけど、すごくうれしくて。
通りすがりの人と目が合ってちょっと恥ずかしかった。

*〜*〜*

今日で3回目のこのツァー。
今までの会場よりもちょっと広い。そして、今日はカメラが入っている。
ライブ映像の収録があるらしい。
こんなときにいちばん前の席になっちゃうと、結構カメラが邪魔だったりするんだよ。
それでも、一列目はちょっとうらやましいかな〜。

今回のコンサートの演出に、一列目のお客さんをステージ上に上げる曲がある。
上げられたその子は、一曲分ステージの一箇所に固定されちゃうんだけれど。
初めてみたときは、上げられた子もどうしていいかわからずにいる感じだった。
二回目のときは、選ばれたことにとてもうれしがって、はしゃいでいいた。
そのときはさすがに、いや、あなたに求められているのは、そんなことじゃないと思うよと思って、ちょっと白けたかな。
今日ステージに上げられた子は、その瞬間から違っていた。「この子うまい。」となりのMちゃんにそうささやく。一瞬、彼と絡む。会場からは歓声と言うよりも、叫びにちかい声があふれる。けど、かっこいいじゃない。彼女もたぶん、求められているであろうパフォーマンスをしている。
その一曲、私の目は歌っている彼よりも、その子にくぎずけだった。
この子良いよ。
一曲すっかり観てしまった。
「あの子すばらしい。すごいの見せてもらっちゃったね。」
すると、Mちゃんが「仕込じゃない?」と言う。
「NaNaちゃん、こうするのわかっててもいきなり上げられて、あれだけ踊れる?」
踊れないかも・・・ちょっと甘く考えて踊れたとしてもあんなパフォーマンスはできないと思う。
「カメラも入ってることだし、そうだね仕込だね。」
「そうだよ。」
「そうか・・・作品になってたもんね。そう言われたらそうだわ。」

途中、彼がMCでばらした。
「さっきのあの子は仕込みのダンサーですので、皆さん嫉妬しないように。」
やっぱりそうだったね。
でも、あれだけのもの見せられたら、嫉妬もできないんじゃないかと思うけど、Mちゃんはする人は何も観てもするんだよって言い切る。そうかもね。

*〜*〜*

やっぱり楽しいコンサート。
でも、実は別れ際の彼にもらったキスが私を幸せな気持ちにしている。
ずっとずっと、その気持ちが続いている。
今週の彼は土曜日まで出張の予定だった。
それが急遽変更になったらしい。
久しぶりに、まるまる二日間一緒にいられた。ちゃんとデートした気持ちになっている。
体中が幸せな気持ちであふれそう。
やっぱり、たくさん一緒にいたいと確信した週末だった。彼も同じように思ってくれているとうれしいな。
インターネットカフェって行ったことありますか。
漫画喫茶って入ったことがありますか?

いつも通る街道沿いに、まんが・インターネットカフェがある。
そこを通るたびに気になるよねって話していたのですが、ようやく入ってみることにしました。
二人とも初体験。
20台くらい停められる駐車場は、いっぱいで、受付で聞いてみたら歩いて5分くらいのところに従業員用の駐車場を教えてくれた。
やっぱり、聞いてみるもんだ。

中にはいると、「二人でご利用ですか?一人ずつが良いですか?」と聞かれた。
ペアシートに案内されると、囲まれたブースに、ゆったりしたラブソファーがあって、その前には大きなテレビモニターとPS2、パソコンが置いてある。ソフトが並んでいたから、DVDもみられるに違いない。
半透明の上半分の扉がついていて一応は区切られるけれど、密室にならなくてうまく作られている。密室になっちゃうと中で何でもできちゃうからね。一時カラオケボックスがそんなことになっていたよね。
と、思っていたけれど、彼は「こんなんだったら、いちゃいちゃできるね。あんなことやこんなことまで・・・」なんてうれしそうでした。できません。
私たちの目的は二つ、インターネットで調べたいものが一つと、読みたい漫画があった。
まずは、調べ物をさっさと終えて、漫画に取り掛かる。
「30000冊」ってみたところあんまりたくさんあるって印象じゃないのね。
でも、目的の漫画があってよかった。

部屋にいるみたい。彼の体によりかかりながら、漫画を読みふける。
途中で、本を持つ手を絡めてみた。
漫画に夢中の彼も、振りほどいたりしなくてずーっとそのまま二人で別の本に入り込む。
ずっとくっついていられる、まるで、二人しかいないような錯覚。幸せな気持ち。
とてもとても満ち足りた時間。一緒に住んだら、こんな時間が流れるのかなと想像してしまう。

四時間があっという間に過ぎてしまった。
二人で、入会金も入れて3500円でおつり。大満足。
2勝2敗1分け

このくらいでちょうどいい?

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