すっかり、だる〜い。
いつもの時間にいつもの場所で彼と待ち合わせているのに、あんまりだるくて動けなかった。
体中の皮膚の表面がとげとげしていて、関節が痛い。
きっと風邪ひいたって言ったら嫌な顔される。
こんな年末の忙しいときに、彼に移したら大変。
けど、会いたいんだもん。
会いたいからちょっと遅れても到着した。

でも、多分1日ずっと元気な顔していられないから、会ってすぐに言ってみた。
「風邪引いた。」
「えっ？やめてくれよ〜。」
やっぱり。けれど、彼は
「1日無理せずゆったり過ごせば、夜には元気になるね。」
とも言ってくれた。

風邪うつしてないと良いけれど・・・。

学校を出てすぐに就職した出版社(よく書いていますが)の倉庫の主任みたいなおじさまが、今月でいちおう定年という事を聞いたので、退職祝いをしようということになり、四人で集まりました。

おじさまは、まだまだ働くらしく「本当に退職になったらまた、集まってね」と言っていました。

このおじさま以外はすでに会社を退職して既に五年以上経っていて、それでもこうやってさっと集まれるなんて、あの会社はとても楽しかったなと思いました。

帰りは、やっぱり終電間際で、地元の駅で30分もタクシーを待ってしまいました。
さっぶー。


という話を彼にしたら
「NaNaちゃんはもしかして『おじ様キラー？』」
と聞かれてしまいました。
うーん、懐かしいその響き。
以前はよく言われたけれど・・・

今日あるお宅に伺ったら、お土産を戴いた。
二人分の六個。
パッケージを見ると「サブレー」。
サブレーといえば「鳩サブレー」。
3時のおやつに、ひとつずつ袋から出して私はすぐに口に入れた。
うん、おいしい♪
すると、もう一人が言った。
「これSUBARU　サブレーって書いてある。よくみると、この形車だね。」
へっ？
残っている私のサブレーは、三つに割った両端をすでに口に入れており、ただの変形長方形でした。

これ？

しばし、二人で大爆笑。

その後ネットで調べてみたら・・・
群馬県太田市限定販売のとってもとっても珍しいものでした。

車好きの彼に見せようと思って、私の分のあと2個は持って帰って来ました。
楽しんでくれるかな？
でも、彼は外車好き。だめかも・・・。

今、彼が帰ってくるのを待っています。
といっても、私の元に帰ってくるというわけではありませんが。

彼は月曜日から広島に出張でした。
さっき、羽田に着いたとメールがあった。
今日は声が聞きたい。

いつか、彼が帰る場所が私がいるところになると良いな。

ベッドになだれ込んで彼が言った。
「どんな気持ち？」
どう言ったら良いのかと思っていたら続けて
「幸せ？」

もちろん。

彼の事が好きでたまらない。
自分でも驚くほど。

この前人に言われた。
彼がどうでもいいことを、無理して言わなくても良いんじゃない？
なんか、力が抜けた。

これが終わらないと、これが出来ない。
これをしないと、進まない。
こっちが先。
そんな考えをちょっとおいておく。
私がどう考えているか、どう感じているのか、それを優先しよう。
それを伝えよう。

いつでも、彼と一緒にいると感じていたい。
彼も同じ気持ちでいてくれると良いな。

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


11/22，23，29の日記を更新しました。

彼と、電話で話をすると最後に決まって「おやすみなさい」のキスをねだられる。
まだ、会った事がなかったとき、一度だけ電話で話した事があって、そのときも「おやすみの、ちゅうは？」ってねだられていた。

今日電話したときにちょっと言ってみた。
「今日は、おやすみのキスして。」

そしたら『いつも、してるからしないよ。』
彼の言う「いつも」は、会ってるときはって事らしい。
でも、して欲しいなって思ったの。

いつもは彼が
『じゃあ、ゆっくり寝てください。おやすみなさい。』って電話を切るのを促すので
「おやすみなさい、ちゅ。」ってすると、
『ありがと。じゃあね。』って電話を切る。

だから、そのきっかけの言葉の後で、おやすみを言わないで、ちょっと待ってた。
すると、
『待ってるの？しないよ』
だって。なんか、ずるい気もする。

結局いつもどおりに、おやすみのキスをして電話を切ったのでした。
くすくす。

二人で、コンビニや書店に入ると私はすぐに店内をうろうろしたくなります。
それまでは、どこでも彼の手をつかんでいるのに、何かの拍子に手を離しても、またすぐに彼の手をつかむのに、店内に一歩はいると彼の目的とは違う、自分の目的を探してさまよいます。
これって、癖なのかも。
店内にいるのがわかっているから、自分の欲求が満たされるまでふらふらし続けます。

けれど、彼はちょっと違う。
彼はひとところから殆んど動かない。
まるで、昔「迷子になったら動かないでその場でじっとしているのよ。」と言われたことを今でもちゃんと守っているように。
だって、彼の目的のものを見ているときに、私が手をはなすんだけれど、その場に必ずいるんだもん。
「ずっと見ている」のかもしれないけれど、たぶんそれだけではないような・・・・。

最近は、店内に入ると途端に、それまで力の入っていなかった彼の手に力が入って、ぎゅっと手を握ってくる。
たぶん、私がふらふらしないようにしているんだと思う。ずっと彼のそばにいるように。
そんな彼が、ちょっとかわいくて、なんだかとっても嬉しい。

今、抜群にはまっています。
私は田宮次郎の「財前」を知らない。
だから比べることなく、単純に面白い。
キャスティングがなかなかよかったなぁと。
半年間、じっくり楽しみます。

さっき、彼に声が聞きたいとメールを送った。

彼は今名古屋に出張中。
しかも、今回の出張は何人かで行くみたいだから、きっと夜は同僚と一緒の部屋で眠るのかもしれない。この前の出張のとき一緒に行く部長さんが「一人で泊まる」と気を遣ってくれたので、助かったと言っていたから、今回はきっと「ハセガワ」と一緒の部屋なんでしょう。

まだメールの返事もないし・・
今日は無理かしらね。
という事はたぶん明日も。

と書いていたら、電話が鳴った！
諦めかけていると、喜びはひとしお！

今日、とある雑誌を読んでいる時。
本文中にある書名を目にした。
ん？
どこかで見覚えがある。
すぐにネットで調べてみると、やっぱり。


私は以前出版社で働いていた事があります。
会社に入ってはじめてした仕事が、書名を覚える事だった。
本が並んでいる倉庫もすぐそばにあったけれど、会社では文字だけで書名を覚えた。
同じ会社の別の部署の人に、「本を、大きさとか色をまったく見ないで、書名を覚えているのってすごいね。」と、言われた事がある。
装丁も、大きさも厚さもほとんど知らなかったから。
そう？と思っていました。
けれど、今日なるほどと思った。

文字で覚えていたので、目にしたとき「知ってる」って思ったんでした。
もう、十年近くたっているのに。
人の脳ってすごいね、おもしろいな。

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

いったりきたり、更新します。
この状態はしばらく続くのかな〜？

彼は、ギャンブル(スロット)好き。
デートのとき必ず、パチンコ屋さんに立ち寄る。
立ち寄るどころか、1日パチンコ屋さんにいることもある。
やりたいなら、一人でやれば良いのにと思った事もありますが、一緒にやるのが楽しいんだそうです。
彼はいつもどうしたい？って聞いてくれます。
私はいっしょにいたいだけ。何もしなくてもいいから、一緒にいたい。
けれど彼はいっしょにスロットがやりたいんだから、
自然と彼の希望をかなえる事になる。


私はそれまでそんなところには殆んど、足を踏み入れた事がない。
何度かはあるけれど、自分でお金を出してやりたいと思わない。
だから、とっても心配でした。
何がと言われるとなんだかよくわからないけれど。


でも、別に借金があるわけでも、「宵越しの金はもたねぇ」ってわけでもない。(らしい)
ちゃんと、貯金もしている(みたいだ)し、ギャンブルに溺れているんじゃないみたい。
ちょっと前に話の流れで、借金をしている？と聞いたことがあった。
彼は凄く真面目な口調になって、昔苦学生をしていたときに質屋に行った事があって、
足元を見られて悔しい思いをしたので、それ以来借金はダメだと思ってるって言っていた。
私はそれを聞いてから、彼のギャンブル好きは趣味だと思えるようになった。


私だって、お金がかかる趣味を持っている。もう相当長い間好きなタレントがいて、
同じコンサートに何度も行ったり、今回は福岡、次回は大阪って通ったりした事もある。
「おっかけ」じゃないとは、人には理解してもらえない。
コンサートに行けば、コンサートグッズが、欲しくなったりするし。
でも、好きなんだから楽しいんだからしょうがないじゃない。
ダンスもそう。続けるのもそうですが、発表会なんて、趣味にしてはびっくりするくらい時間もお金もかかる。
私の趣味は、お金を使うばっかりだけど、彼の趣味はたまに返ってくる事もあるってかんじに捕らえる事にした。
彼に言わせると、トータルでは勝ってるので、趣味じゃなくてバイトなんだそうですが。
どちらにしても、私の中ではかれのギャンブル好きはすっかり「○」になっている。

今日食事中に彼がふと「いつあきれられちゃうかと、思ってるんだ。」と言った。
彼は自分の「スロット好き」について、不安に思っているみたいだった。辞めるつもりもないんだけど。
私が時々思っているのと同じように、彼は彼で不安に思う事があるんだなと思った。
ちょっと嬉しかった。
彼は私が「あきれちゃう」のが嫌だなと思っているんだと思って、嬉しくなった。

昨日の約束どおり、9:47 20秒に待ち合わせ。
先に彼が到着するのが見えたので、駆け足になった。
「おはよう」の挨拶もそこそこに、彼が口にしたのは
「やっぱり、犬って飼い主に似るって本当だよね。
　ごんすけって、NaNaちゃんにそっくりだよね。
　甘えん坊のところといい、油断するとすぐにごろごろしてくるところとか、
　人の顔じっとみて、しっぽ振ってるところとか、
　嬉しそうに走ってくるところとか。」

今、走って彼のところに来たのが、この前の散歩の途中のごんすけとダブったのね。
私は、しっぽはないはずなんだけど。
それに、ごんすけは、本当は弟の犬なんだけどね。

でも、ごんすけに会った時に私に似てると思ったんじゃなくて、
私をみて、ごんすけに似ていると思ったというのはわかりました。
それって・・・どうなんでしょう。

明日は、会社に行くのね？
それなら、そう教えてください。
ちゃんと、待ってるから。

と、思ったら
電話がかかってきた。
明日は、分刻みのスケジュールなんだって。
9時47分20秒に待ち合わせました。

でも、彼は三連休じゃなくて月曜日から名古屋に出張。
日曜日は早く返してあげなくちゃ。できるかな。
だって、ずっと一緒に居たくなっちゃうんだもん。

誰もが同じような会話をするのでしょうが、
彼と付き合い始めの頃、
「手を繋ぐのと、腕組むのどちらが好き？」という話をした。
私は「手」彼は「腕」。
けれど、こればっかりは繋いだもん勝ちでしょ？

「腕を組んで欲しい」と思うと彼は、私が彼の手に触れる前に、自分のポケットに手を突っ込んでしまう。
私はやられたと思って、彼に腕を絡める。
でも腕組むのも手を繋ぐのも、触れていられるから、実はどちらも好き。


最近の彼は、つないだ手に力がこもっていない。
だらん、となった手のひらから私の手が滑って、彼の指をにぎりしめることになる。

ぎゅっ。

手を繋ぐのが嫌なのかな。
すごく、悲しい気持ちになる。
面倒くさいと思われて、それでもまとわりついているのかなと、心配になる。


けれど、ちょっと気づいた事がある。


もしかしたら、彼は私が彼の手をぎゅっと握るのが、嬉しいんじゃない？
ほら、小さい子供と手を繋ぐと、すごい力で指を握るでしょう。
なんか、頼られているようで、認められているようで、幸せな気持ちになりませんか？

もしかしたら、彼はそんな気持ちになっているのかも。

ぽかぽか陽気。
彼が熱望したので、ごんすけのお散歩。
向かった先は先週と同じ公園。

先週散歩をする前、彼にいってた事があるんです。
「公園の入り口に長い階段があって、そこを上ろうとするとごんすけは
『まじ？ここ？まじ行くの？』って顔で見るんだよ。
で、やれやれって感じで上っていくの。」
彼はうっそーっと思っていたと思うんですが。
先週、綱を持っている彼にまんまと、その『まじ？』の顔を見せました。

すると、今週彼はそのごんすけの『まじ？』の顔をみるやいなや、ごんすけを抱きかかえて階段を上り始めたではありませんか。

あの、犬の散歩なんですけれど。

ごんすけは、同じ犬種の中でも結構大きなほうで、体重もかなりあると思う。実は以前、あんまり散歩が長すぎて、ごんすけ途中で動かなくなっちゃって、10mくらい抱いて歩いた事あったけど、そんな話をした事もあるけれど、あんな大きな犬、散歩の途中に抱きかかえたりしないって。

可笑しかったけれど、微笑ましくてなんだか嬉しかったのでした。

今日は1日だらだら。
彼は仕事。
早く会いたい。

あれから、電話で話すたびに、メールのたびに彼は聞いてくる。
「ごんすけ元気？会いたがってる？」

「元気だよ。遊びたがってるみたいよ〜」とか言ったりしてるけど。
残念ながら、もう彼の事なんて忘れちゃってるよ。会えば思い出すだろうけど。飼い主の弟の事だって、目の前にいなければ忘れちゃってるよ。「あの人に会いたいな」なんて言う犬見た事ないし。
しかも、やつの名前は実は「ごんすけ」じゃないし。

言えない。
どうやって切り出したらいいかわからない。
昨日も

「ねえ、私のことで、知りたいことない？」

ついには、こんな事まで言ってしまう始末。
もう、なにやってんだか。
けれど、彼は

『ないよ』

えっ？ないの？
だって言ってない事あるのに。言いたい事あるのに。ないの？

「ほんとに？」

『うん。NaNaちゃんのことならみんな知ってる』

そう言われちゃ・・・

土曜日から、ずっとずっといっしょにいた。
彼といっしょにいると、とても安心する。
今日はちょっとわかった。
彼も私のことを好きでいてくれるということが。
だから、いつもよりももっと安心した。

きっと、言ってしまうともっと安心する。
けれど、なぜか言えない。

なんども言おうとした。
土曜日のブランチのときも、公園に行ったときも、夕ご飯のときも、夜寝るときも。朝は忙しかったからそんな事考えなかったけど、昼ごはんも、夕ご飯も。でも、そのたびに、まだ時間はあるからと先延ばしてしまう。
で、あっという間にばいばいして、彼は改札の向こうに消えていった。

何で言えないのか、本当にわからない。
来週こそ、ちゃんと言う。


*〜*〜*


かけなかったときの日記も少しずつ更新しようと思っています。