2008年5月30日 読書
作家の好き嫌いって面白いなと思う。
私は村上春樹が、全然合わなくて、20ページ以上読めない。
何度チャレンジしても、同じくらいのところで挫折して
読めないことがあったので、それ以来手にとっていない。
吉本ばななは、あんまり面白いと思えなかった。
なんだか、面白くはないなぁと思ったから、それ以来手にとっていない。

最近本を読む人と話をする機会がある。
一人は東野圭吾が駄目だと聞いた。
私の村上春樹と一緒で、20ページより先に進めないんだそう。
別の人は、宮部みゆきが読めないらしい。
みんな売れっ子作家ばかりで、面白いなぁと思った。

もう一度、村上春樹に挑戦してみようかな。
食べ物も大人になると食べられるものがあるのと同じで
本もあのころ読めなくても、読めるようになっているかもしれない。

今朝、電車で前に立っている人が本を読んでいた。
その人は、カバーが掛けてあったけど、中身が見えたので書名がわかった。
「グラスホッパー」
読んでないし、よく覚えてないけど「鯨がリスに殺されかけている」ようなこととか、「何かをやりっぱなしだった」とか書いてあってへーと思った。

その人の隣の人は外を見ていたけど、そのまた隣にいた人は、こちら側を向いて
本を読んでいた。
その本にはカバーがかけられていなかったので、表紙も背表紙も丸見えだった。
「グラスホッパー」
おや。

全然違う2人が、おんなじ本を読んでいて前の人はあと10ページくらいで終わりそうだったし、背表紙が見えた人は10ページ目くらいを読んでいて、この人がまだ知らないことを、こっちの人は知っているとおもって、なんだかいろんな人がいるなぁと思った。
ISBN:4102901345 文庫 安藤 哲也 新潮社 2001/12 ¥510

以前読んだ本を、また読んでいる。

この方は、出版社 → 書店 → WEB書店 と、書籍業界を楽しんでいる様子。
取次ぎ配本だけに頼っている、どこでも同じ品揃えの書店を「もったいない」と、最初に任された書店を本好きのための書店を目指し、「文脈棚(この方の造語)」で関連付けて書籍を配置して、業界でも噂されるほどの書店に作り上げた。
高校の副読本の歴史資料集を書店で1000冊も売っちゃったりしたそうだ。

「今、その本を買う理由がある」と書いてある。
今、何に興味を持っているかだと。

私は、読んでいる本を人に見られるのは嫌い。
「私」のことを知られちゃいそうだから。私の頭の中を除かれている気分になる。
だから、本には必ずカバーをかける。図書館で借りたときも同じ。
本棚に入れるときも、カバーははずさない。
たまに、「何読んでるの?」と、机に置いている本をさっと見る人がいる。
私はそういう人が苦手。
「見ていい?」と声をかけてもらえれば、見てもらって構わないのだけど。
この人、人の中にずかずか入ってくる人なんだと、思ってしまうの。
彼に「見ていい?」と聞かれたときは、安心した。

そういう気分は正解でもあるなぁと、この本を読んで再認識。している。

同じ理由で、パソコンをいじられるのも好きじゃないです。
私のおつむの程度がばれちゃうから。

ブログも。

安藤パパの育児日記 パパ’s絵本プロジェクト
http://hide88.air-nifty.com/ando/

Fathering Japan 立ち上げ&活動日記
http://ando-papa.seesaa.net/

やられた!

2005年7月12日 読書
ISBN:4761262389 単行本 万 大 かんき出版 2005/03/23 ¥800ぬ

書店でいきなり目に飛び込んできたのがこの本。
まさか、とおもいつつぱらぱらと、めくって

やられた〜

同じようなこと考える人、いるんですね〜。
3列にならんで、何番目まで座れるか・・・
この本は6番目は座れないとなってるんですが
私は4番目なら確実に座れると、計算してるんです。
しかも、真ん中は損となってるけど、私はできるだけ真ん中に
並んでいます。
だって、前の状況で左右どちらにも行かれるし。

な〜んてことを真剣に考えてる私って
そうとうあほなんだなぁと、この本の「レビュー」を見て思ってしまった。

「今週の勝敗」をやめたのはほぼ7割がた座れるようになってきたからだし。
それもこれも途中で降りる人の顔を何人か覚えたり、乗る場所を考えたり
この本の内容と同じ事をやってるからなのでした〜。
いや、唖然としました。
ばらさないでよ〜。
ISBN:4072265144 単行本 藤井 留美 主婦の友社 2000/04 ¥1,680

彼が「今更なんだけどつい買っちゃって、面白いよ。」
と言って見せてくれた。

まあ、平たく言ってしまえば
男性と女性は脳から違っていて、それは遠い昔男が狩に出かけ女は家を守るという生活をずっとしてきた名残だというのだそうだ。遠くに狩に行って、自分ではなく家族に食べさせるためだから、どんなに遠くに行っても戻ってこられなくてはいけない。だから自然と方向感覚帰巣感覚が身についているので、女性よりも男性のほうが地図とか道に明るい。逆に男が狩に行っているのを待っている女は、コミュニティみたいなところで集団で生活しているので人の様子に明るい。女性が脂肪をためやすい体質なのも狩に行った男性が食べ物を持って帰ってくるまで生き延びていなければならないからだとか。

そもそも男女は脳から違うので、理解しあうのは難しい。
そういうものだと思って付き合うのがお互いにいい関係を作れるという内容なんだそうだ。

彼が「おもしろい」というのは、そこに出てくるいろんな男女間のトラブルの事例が「見に覚えのあること」で、「それを外国の人が書いてる」ってところなんだって。こんな会話世界共通なんて・・・と笑っていた。

女性がトラブルの話をし始めたら、とにかく聞いてあげなくちゃいけなくて、「あなたの言っていることはもっともだけど、あちらの言う事も一理あるよ」なんて言っちゃうのは最悪なんだそうです。

だから言ってみた。

「『逢いたいね』って言うと『仕方ないよ』って言われたよ」
すると
「それは最悪ですね『そうだね』って言わなくちゃ」
そうそう、私は逢えないのはわかっているからそうだねって言って欲しいんだもの。

ちなみに男脳・女脳テストが入っていて
私は170点。
通常の女性は150から300の間、男性は5から150の間に入ってるんだとか。
点数が低いほど男脳に、高いほど女脳の傾向がつよいそうだ。
私は女性の中では低いほうだけど、彼は限りなく0に近かったんだって。
その差があるから、成立してるんだなぁと思ってしまいました。

深紅

2004年9月20日 読書
ISBN:4062102854 単行本 野沢 尚 講談社 2000/12 ¥1,785

最近、図書館に通っています。

私は本が大好き。と言ってもたぶん活字が好きなんだと思う。
書店に行くと郊外型の書店だったりするとふつうに3時間は過ぎちゃう。
あーもうこんな時間だから帰らなくちゃ。
そう思わないとかえれない。

以前都内まで通勤していたときに帰りには洋服を見るよりも 書店に行くほうが多かった。
店内にそんなに長い時間いれば、欲しい本をたくさん見つけちゃうのが、困りごとだった。
厳選してやっと2000円以内に抑える。

お金はかかるし、本棚には入らなくなるし。
結局私の防衛手段は「雑誌以外は買わない」事にした。
当初は苦しくて仕方なかったけれど、それも習慣で。
できるだけ、「本の紹介」なんてものには近づかないようになった。

でも、最近また図書館に通いだして。
ずいぶん永い間本の情報から遠ざかっていたので、
何が面白いのか全然わからなくなっていました。

書店で見かけて、図書館でも見かけたので借りてみた。
やっぱり、書店で平積みになっているものは面白いですね。
久々に続きが読みたくて 少しの時間を見つけても読みふけってしまった。

本を手に取るときに、内容がちょっとわかるとありがたいなと私は思っているので、ご参考までに。

「一家4人が惨殺された。そのとき修学旅行中で家を留守にしていた小学校6年生の長女だけが生き残った。一家を惨殺した犯人にも同じ年の娘がいた。8年後死刑が確定したとき、心に「黒い芯」を持ち続けて生きてきた長女は、自分とも違う8年を生きてきたであろう犯人の娘に接触する。」

Monster (1)

2004年4月14日 読書
ISBN:4091836518 コミック 浦沢 直樹 小学館 1995/06 ¥509

弟が、入院したときにお見舞いに5巻くらいまで買って持っていった。
弟にあげたはずなのに、今私の手元に全巻そろっている。

発売日に買って帰ったら、弟も買って来ていて、あわてて書店に返品に行った。本て返品がきかないみたいだけど、さすがに二冊同じ本を見せられたら店員さんも受けないわけには行かないですね。ということもあった。

今、火曜日の夜中にアニメでやっている。
昨日が二回目。
内容もわかっているけど、ビデオにとってしまった。
一回目もまだ見ていない。
このままコレクターのように、中身も見ずに集めるだけ集めるなんて事にならないようにしなくては