私はわりと匂いに敏感です。

どちらかというと天然の匂いは好きです。
木や土、夕立の後の夏の匂い。
お香とかも嫌いじゃないです。
蚊取り線香も匂いは嫌いじゃないけど、鼻が受け付けません。
あと、変なところでは石油ストーブ消したときの匂い、実は好きです。

たまにこの香りはいいなと、思うときもありますが、
人工的な香りは殆んどダメで、化粧品売り場が並んでいる
デパートの1階は、息を止めて足早に通り過ぎます。

「千と千尋の神隠し」の千尋が橋を渡ったときのように。

また、大変失礼かとは思いますが、人の体臭も苦手です。
好き嫌い、強弱は違えど体臭って誰もが持ってるものですので、気になる、気にならないはありますが。
クラスでビジターの人で、時々体臭の強い人がいると、
まず自分なのかと思って気になるし、
自分だとしても、人だとしても、集中力がなくなって
まったく振りが覚えられなくなります。

夏だからか最近、近くで体臭の強い人に出くわすことが多くて参っていたんです。
でも、今まではあんまり感じなかったんだけどな・・・。

ところが今日隣に座った人は、彼の匂いにそっくりだった。
ついさっきまで一緒にいたその匂いを、まったく別の姿かたちの人が、持っているなんて・・・。
すごく驚いて変な錯覚に陥りました。

ここのところの日記を読み返してみて、
ちょっと形勢逆転してないかしら？
と、思ったのでした。

やっぱり、あんまり追いかけまわされると、引いちゃうのかな？

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

日曜日のデートのとき
いつものホテルに入って、ちょっと高めの部屋がひとつだけ空いていた。

部屋に入ったとき、私はふと思ったのでした。
この部屋前に入ったことがある。
もちろん彼とです。

次の瞬間彼が
「この部屋来たことあるね。」と言った。
いつもデートしているこの街は、どちらかというと彼のテリトリー。
いくら前の彼女と七年も付き合っていたとは言え、私たちの年齢を考えたら、もっといろんな人とこういう所には来ているはず。
ちょっと意地悪して
「それ、私と？」と聞いてみても
「もちろん！」
どうしてそんなに確信を持って私にそう言うのかがちょっと疑問だった。

お風呂に入って髪を洗っているとき

(いつも彼の髪と身体は私が洗ってあげます。
彼は「王様っていいよね〜。」
とってつけたみたいに
「洗って欲しい？」って聞いてくるけど
彼が私の身体を洗いたいときは、黙ってスポンジを取るから、そうじゃないときは「いい」って言う。)

「ねぇ、人によってホテルを使い分けたりしてるでしょ。」って言ってみた。

今別の人とこんな関係でいるとは思わないけど、前の人々とは別のところに通っていたんじゃないですか？
いつもホテルが決まってるのはそんな理由ではないですか？

すると、彼は髪を泡だらけにして下を向いたまま、私の足をパンチパンチ！するまねをした。
どうやら、図星だったみたい。
思わず口に出ちゃったら再び、パンチパンチ！するまねをした。

彼は昨日から一週間夏休み。

休み中の予定の話をしていたら
「お墓参り一緒に行く？」と聞かれた。
彼は中学生のときにお父さんを亡くしていて、毎年、お正月とお盆の時には
一人でお墓参りに行くと言っていた。
なんだか、人の領域を侵しているみたいで不安になりました。
けど、実はすごく嬉しかった。

ホテルでゆっくりしているとき、彼はいつも言う。
「NaNaちゃんは、すごいえっちだよね。」
今日はそれに加えて
「ほかの人とは？えっちにならないの？」
いつもはすごく悲しくなってしまうのに、
「ほかの人としてもいいの？」と斬り帰した。
「どーぞ！できるものなら！」ちから強く言われて
「わかった。できるかもよ〜」今日の私は本当に強いのです。さらに続けて
「でも、あなたはこれからはほかの人とはしないでね。」
聞き返されたのでもう一度同じことを言おうとしたらキスで口を塞がれた。
何度か同じことをじゃれてるように繰り返していたら
「うん、わかった。」と言ってくれた。
「でも、俺はダメで、NaNaちゃんはほかの人としていいってずるくない？」
なのでふざけて
「どーぞって言ってた？」
彼も笑ってた。

彼は日常にはなかなか入れてくれないけど、
彼の未来を少しだけもらった気がして、すごく嬉しいデートでした。

今日の予定は、スタジオのイベントでした。
先生のお友達が、インドネシアで、ジャワ舞踊を勉強中で、今回現地で一緒に勉強中のインドネシア人の彼をつれて帰国。
ワークショップをする目的だったのだけど、せっかくなのでイベントをすることに急遽決まった。
それが今日。

先生に言われてその手伝いをしました。
二週間くらい前に決定したので、それから準備を始めて、クラスの後はこの打ち合わせで、毎回最終間際の電車に乗っていました。

昨日最終リハーサルをやったので、一度見ていたのですが、本番はお化粧も髪型もしっかりしていたので、迫力が違いました。
めったに見ることができない踊りなので、すごく得した気分。
でも、台風の中集まってくれたお客様に感謝です。
ただ、もっともっとたくさんの方に見てもらえればよかったなと、思いました。
本当に急遽決まったので、ほとんどが出演者の知人だったことだけが、悔やまれます。

そもそも、インドネシア人が海外旅行ってほとんどしないから、自国を出るのが大変なんだそうです。
現地では、踊りのレベルは中の上だそうですが、間近でみるあの踊りはとても魅力的でした。

そんなこんなで、すべてが終了したのが、12時半。それも電車がなくなっちゃうから〜と急いでスタジオを出た時間です。
彼から夜電話くださいってメールをもらっていたのに、かけたらもう寝ちゃっていたみたい。
明日のデートの約束ができていません。
早く会いたいな。
今日はちょっとだけ、今までの彼の気持ちが、理解できた気がします。

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

先生に好かれる人っていませんか？
小学生、中学生、高校生・・・
「あの子せんせいにひいきされてるよね〜。」
っていう子。
それ、私です。なぜだかわからないけど、先生にすごく好かれるんです。
中学のときはあんまり覚えが無いけど、小学生のときは、びっくりするほど成績が良かったりしたし、
高校生のときは、よく職員室に呼ばれては用事を頼まれたり、家で奥様が勉強を教えてくれたり、教育実習で高校に行った時には、その先生が学級指導の担当になってくれたりしたの。
そのときは、ちょっと危ないこともあったりして・・・。
その後、教習所、職業訓練(ハローワークでやってるやつです。)、今のクラスなどなど、先生と名のつく人に関わると気に入られちゃうんです。

そんな話を、彼に会った頃にしていました。
「クラスの後、先生と話をしていたので、こんな時間になっちゃいました。これから帰ります。」
っていうメールを送ったりしていたのですが、
彼はなんだか不愉快そうだったのです。

付き合ってしばらくして、発表会のビデオがあることに気がついたので、彼に見てもらいました。
こんなことやってるんだよという意味も込めて。

返してくれたときの彼の言葉が意外でした。

彼「フィナーレの最後に出てきたのが先生？」
私「そうそう。」
彼「やっぱり・・・。何？女の人？って思ったんだ。
　　なぜだかわからないけど、先生って男の人だと思ってたから。」
私「えっ？そうなんだ。」
彼「先生と話し込んでて遅くなったとか言ってたからかな。」
私「あー、じゃあ、「また？」とか思ってたんだ。」
彼「ちょっとね。」

ふふ。
嫉妬してくれてたんだ。
だから、なんか不機嫌だったんだ。
いつもは、クールな彼が実は嫉妬してたなんて・・・。
すごく嬉しい気持ちになってしまいました。

そう、私を気に入ってくれる先生は、男女を問わずなんです。

朝一番にメールを受信。

「おはよう。昨日の夜はごめんね。
土日の予定は？」

彼からのメールでした。
今週は本当にどうしたのかな。
昨日は彼が、酔っ払いだったみたいね。
土日の予定？
ここのところ、何の予告もなく土曜日は
仕事に行っていた彼。
はじめは、なんだかなぁと思っていたけど、
待ってるだけじゃ、くさっちゃうから
土曜日は予定を何かするように、考え始めてたのに。
今週だって、予定が入ってるよ。

なんて返事を送ろうかな〜。

クラスの後、帰るってメールを送ろうとしてメールを
受信しているのに気づきました。
彼からだった。

「寝ちゃってる？電話できますか？」

どうしたのかな〜
時間を見たら、10分くらい前のメールだったので、
直接かけてみました。
何か、用事があるのかな？

私「こんぱんは」
彼「こんばんは」
私「ふふふ」
彼「何？酔っ払いさんなの？」
私「違うよ。クラスがおわったんだもの。」
彼「なんか、にぎやかだね」
私「うん。今スタジオ出て、駅まで歩いてるの」
彼「そう。じゃあ、気をつけて帰ってね。」
私「えっ？」
彼「おやすみなさい。」
私「えっ？」
彼「変？」
私「変だよ〜。」
彼「変？」
私「うん。まあ、いいや。おやすみなさい、ちゅ。」
彼「おやすみなさい。」

時間にして、1分半位。
どうしちゃったのかしら？
今週の彼はちょっと変です。
もう、彼の日常になりたいと考えないようにしたばっかりなのに。
だからかな〜。

なぁんか、彼の声が聞きたくなってきたな。
と、感じた途端に、メールを送っていました。

「なんか、声が聞きたくなっちゃった。
少し話せますか？」

先週、同じように送ったら、1時間半位して
「酔っ払い、今帰宅中」のメールが来たので
なんとなく返信せずに過ごしてしまっていたので、
あんまり期待しないでいました。

しばらくして、起きてる？ってメールが届いたので、
すぐに電話をしました。
本当に、ちょっとだけだったけど、
久しぶりに彼の電話の声を聞いた。
大満足。

クラスの後、彼にこれから帰るってメールをしようとして、
一件受信していることに気づいた。
彼からだった。
珍しいこともあるもんだ。

タイトルは「カブくんが・・・」
どうしたのかと思ったらば、
「残念なことに、本日午後11時(推定)あんなに元気だったカブくんが、永眠されました。」
という内容だった。

あら〜残念です。
とっても残念です。
またまた、捕獲大作戦かな〜。

最近、デートは日曜だけ。ちょっと寂しいな。

例のメールの後はじめて会いました。
でも、あんなメール送ったことも忘れているみたい。

私「あのメールはそんな事言うならもう会わないって言いたかったの？」
彼「ん？」
聞こえてるはずだけど、もう一回繰り返しても、答えは同じ。
私「いじわるだったの？」
って聞き直したら笑ってた。

そのあと、「寂しくなったりはもうしないけど
なんで、私と一緒にいるのかがとっても不思議。」と言いました。
それに答えなかった彼は、
「自分もどこが良かったのか知りたい」って言ってた。

帰り道、彼は「カブトムシの様子を毎日メールしなくちゃ。」って言ってきた。
先週の毎日メール欲しいって初めに口走ったこと覚えてるの。
結局こないと思うけど、そうやって気にしてくれるのが嬉しい。

私と彼は似てるのかも。
私は、「私のこと好き？」って聞くことで
彼は、私にいじわるすることで、
お互いに、相手の気持ちを確認しようとしてるみたい。
そんなことで、彼の気持ちをわかった気持ちになっているのでした。

今日はコンサートに行ってきました。

だから、彼とのデートはおあずけ。
お昼過ぎに
「今日はコンサートだよね。」
ってメールがあったり
返信にまた返信があったりして、めずらしい。
今日は彼は仕事をしていないに違いない。

私は友達Mちゃんとコンサートを満喫しました。

＊＊＊＊＊＊＊＊

友達Mちゃんが、なぜだかDVDのコントローラーが見当たらなくなった
ととても困っていました。
無いはずもないのに、どうしても見つからないって。
だから、すごくもったいぶって

私「なくし物が見つかる魔法の呪文があるんだけど、知りたい？」
M「えっ？知りたい知りたい。そんなのあるの？」
私「あるよ〜。絶対に見つかるんだよ。」

まだ教えないか！という感じですが。

私「ねぇ、探しているときって、どうやって探してる？」
M「『あれ〜ないなぁ。』ってうろうろしてる。」
私「そうでしょう。ないなぁって探してると見つからないんだよ。」

いいかげん教えようよ〜。

M「ダメなの？じゃあどうやって探すの？」
私「『♪どこにあるかなっ♪どこにあるかな』って」
M「なにそれ〜」
私「べつに歌わなくてもいいんだけどね。」

家に帰った彼女は、早速試して、早々に見つかったってメールが届きました。
恐るべし。
なくし物見つかる魔法の呪文。

仕事帰りに久々に飲んで帰って、
帰り道電柱の下でうごめく物体・・・。
普段は絶対にやらないのに、ちょっとしゃがんでまで、確認。

カブトムシが、ひっくり返ってもがいていた。

おっっと思って、ハンカチで捕獲。
あまりの興奮に、彼にメールを送りかけて
まどろっこしさに断念して電話をかけた。

やっぱり出ない。

「ん〜もおっ！ニュースだったのにぃ」
仕方なくメールをしたら
酔っ払いさんから「なになに」って帰ってきので教えてあげました。

先日、家の庭で母がクワガタを捕まえたとき
近所の人にあげたら、彼ががっかりしてたので
今回は彼に持って行ってあげることにしました。

でも、このカブトムシ、すごい変。
いくら直してあげても、見るたびにひっくり返って
もがいてるの。
もしかして奇形なのかも。

昨日のデートで、私の不安が爆発してしまいました。
すごく不安な気持ち、自信がないことその原因が彼が
メールの返事もくれないこと、電話に出てもらえないことにあると思ってた。
だから、せめて一週間に一度くらいはメールが欲しいって言ったの。
その前に一日一回って言ったら「毎日？！」って叫ばれたから言い直して。
私の事どう思っているの？って聞いても答えてくれない。
「大好きって答えればいいの？」って逆に聞き返された。

でも、クラスに行く途中にいろいろ考え始めていました。
私がいけない。
私が思う表現を彼がしてくれないことが、不安なんだって。

メールをくれない。
電話も出てくれない。
好きって言ってくれない。
今日は抱いてくれなかった。
って。
だから、私のこと好きなのかな、どうでも良くなっちゃったのかなとか、考えていたんだと。
そりゃあ、わがままになってるって言われるはずです。
だって、彼は彼の方法でちゃんと私にいろいろ伝えていると思う。
大事に思ってくれてると思う。

昨日は、たくさんキスしてくれた。
朝会って一番にスタバの前で「おはようのちゅう」してくれて、
スロットの途中でもたくさんしてくれたし、エスカレータの上で、
最後は電車の中でとっても心がこもったキスをくれた。
お誕生日にピアスをくれた。
お好み焼きを焼いてくれる。
前を歩きながら、手を出してくれる。「ほら、手つないで」って言うみたいに。
私の言うことは聞いてないみたいで、ちゃんと聞いてくれてる。
一番じゃなくても、私のことをとても大切に考えてくれてる。

無いものねだり。

昨日は抱いてくれなかった。
でも、その前にはホテルでデートしてちょっと不安になってた。
何があっても、何を言われても不安は消えない。
私が不安に思っているうちは。

クラスが終わったあと、これから帰るって言うのと一緒に、
昨日は本当にごめんなさい。ものすごく反省しています。
と送ったら珍しく返信があった。

「さて、あなたは俺みたいな人ではなくて、優しくて毎日メールをしてくれたり
会社であったことなどをみんな話してくれる人じゃないとだめなんだね。
俺みたいな人だと、いつも寂しい思いをしなくちゃならないよ。」

と書いてあった。
電車の中なのに涙が出てきました。
怒ってないけど、冷静で怖い。
すごく考えて、その前に考えていたことを送りました。
本当はすぐに電話したかったんだけど、終電間際の電車に乗っていたし、
電池ももう残り少なかったので、かけられなかった。

「昨日までのことは本当に反省しています。
昨日いろいろ言ったことは、みんな私の問題でした。ごめんなさい。
メールも電話もしてくれる人とか、何でも話してくれる人ではなくて、あなたが好きなの」
最後に
もう、私ではダメですか？って書いて消した。
怖くて遅れなかった。
その後返信はないのです。30分もかけて書いたので、寝ちゃったと思う。

私、のんきちゃんなのかも知れませんが
私の中では、また始まった。
彼も同じことを考えてると思いたい。

もう、メールも電話もねだったりしない。
私がちゃんと立っていれば、心配することは無い。
たくさん連絡くれても、浮気をする人もいるし
奥さんが寝てる横で、誰かに電話する人もいる。
彼はそういう人じゃない。

彼からのメールや電話が怖いです。
でも大丈夫。もう、大丈夫。

明日のデートの約束を今しました。
久しぶりにちょっと長く話した。

彼は笑っていました。
私が泣いていたから。

彼は今日も仕事でした。
結構遅くまで仕事をしていたらしい。

彼に少し前に
「一生懸命仕事をしてるところが好きだと思う。」
と言ったけど、
今は、働き者は嫌です。
そう言ったら、
「どうして、さみしんぼさんになってるの？」
って聞かれた。

私がたくさんメールを送っているからか、
彼とぜんぜん繋がっていないことに気がついていない。
安心してるのかな。
私が彼をすごく好きなことに、安心してるのかな。
明日やっと会える。

去年の夏に今のところにスタジオが移動した。
そのとき、先生に言われていろいろ手伝った。
名刺も作ってもらって、結構いろいろやったんだけど、
その後、先生が別の仕事で忙しくなったので、
そのままになってた。

昨日、クラスの後にスタジオイベントを手伝ってと言われて、
今日またスタジオに行きました。
昨日に引き続き今日も12時すぎの電車で帰ってきて
彼に週末のメールしなくちゃと思いつつ、できなくて
彼からもメールが無くて・・・・。

いったい私たちはどうなっちゃうんだろう。
彼のように私が忙しくなったら。
ちょっと不安です。

おっとあぶない。大丈夫。大丈夫。

なんか、乗り気がしないけど
すごーく気分転換になるのがわかったので
クラスに行きました。

8月の終わりころに子供たちのスタジオパフォーマンスがあって
時間前にスタジオに着いたらその練習をしていた。
子供といっても今の小学生って身体が大きくて、
背の高い子は私と同じくらい。私が小柄なんですが。
しばらく見ていたら、先生が
「かおりちゃんのところに入って。」
と私に言った。
その日かおりちゃんはお休みで、全体の並びとか動きとかを見たかったみたい。
かおりちゃんは、私と本当に同じくらいなので、
バランスを見るにはちょうど良かったらしい。

でもでも、えーどう動いたらいいのかもわからないよ〜。

かおりちゃんとペアのかやちゃんの後をついてまわって、
先生はここを見たいんだろうなっていう一列に並んだ振りの所は
隣のリーちゃんを横目で見ながら、ちょっとづつ振りを覚えて、
ついには
「かおりちゃん、一番はじにしよう」
という先生の声で、かおりちゃんなりきった私は、
カウントづれてやる振りの時は8だなぁと思いながら移動。
心配した先生が「かおりちゃん8！」
と言うと同時にはちゃんと動いてしまった。

やっぱり、発表会とかの練習って緊張感があっておもしろい！

終わったあと、イベントの話をしながら、
振り覚えが早いと褒められた。
短時間で、誰にも教わらずに、どうしてこの人踊れるの？と思ったって。
いや、わたしもともと結構早いんですよ。
前から言われてたんです。先生には。
「タレントの子達と比べても早いよ。」って。
でもでも、今回は誰にも教わらずに覚えたので、自分でも
すごっ！
と思っていたから、ちょっと嬉しかったのでした。
もう全然覚えてないけど。

この前、シカゴを一人で見に行ったところは、
水曜日がレディースディで、1000円で映画が見られます。

この話をしたら、彼が水曜日に映画に行こうと言い出した。
でも、彼といつもデートする場所ではそんなものがあるのかわからなくて
昨日ネットでいろいろ調べたんだけど、やっぱりわからなかった。

ここのところ、彼は仕事がとっても忙しく、
日曜日に会ったときに
「毎日忙しくて、8時前に会社出たこと無いんだよ」
といっていた。それはうそじゃないことも知ってる。
だから、水曜に映画なんて約束できないって。
でも、今日午後メールをしました。

「見たい映画は、8時30分から。大丈夫ですか？」

けど、いつものとおり返事が来ない。
彼は仕事が忙しいからね。
定時に上がってもう一度メール。

「大丈夫かな？やっぱり忙しくて無理ですか？」

全然返事がこない。

一時間後また、メールしました。
「今日はとっても忙しいみたいだから、あきらめます。
わがまま言ってごめんなさい。
夜、声が聞きたいです。」

さっき、メールにまったく気づかなかったと
返事がありました。

本当にごめんなさい。
どこかで、彼のことを試しているみたいな気がしています。
そんなつもりは全然無いけど。

本当にごめんなさい。

8時過ぎに彼から「借りてたビデオ、今日もって行くからね」
とメールをもらって、ちょっとへこんだ。
このメールは、貸してるDVDちゃんと持ってきてねって言うメール。
少し前、彼に借りてたDVD返したら終わりになっちゃう気がしてた。

昨日、元気な心を持った私。
そんなことで後戻りはしない。

ゆっくりシャワーを浴びる。
髪をぬらして、入念にシャンプー。
私の今までの変な気持ちを洗い流す。
じっくりシャンプーを洗い流す。
次はトリートメント。
このトリートメントはとっても大事。
私の髪に栄養が染み渡る。
「私たちは一緒にいる。ずっと一緒にいる。」そういう気持ちが私の心の奥底に染み渡る。
そして、彼の心の奥底に染み渡る。
スポンジに石鹸をたっぷり。
身体中を洗い流す。
今までの変な気持ちを洗い流す。
あらっこんなところに残ってた・・・気がついて良かった。
洗い流す。
彼の心に伝わっていた私の変な心を洗い流す。
顔を洗う。
丹念に洗う。今までの私をすべて消して
「彼だけを信じる、信じてる私になる。ずっと彼と一緒にいる。私たちはずっと一緒にいる。」
そして
仕上げにトリートメントを流す。
これで、出来上がり。

不思議。
変な気持ちはこれっぽっちも残ってない。
本当に気持ちいいほど。

10時30分、約束の時間をちょっと遅刻して駅に到着。
彼にこの心が伝わります。
彼の心の中からは、私が伝えてたあの変な気持ちはすっかり消えている。
たのしい一日のはじまり。
素敵なこれからのはじまり。

昨日の夜、三連休の予定をメールで聞いた。
でも、ぜんぜん返事が無かった。
こういうとき、土曜日は用事があって会えないとき。
きっと朝になってメールが入るに違いない。

当たり！

三連休だけど、今日は仕事。ごめんなさい。
明日は大丈夫。いつもの場所にいつもの時間。

最近、今までの私を反省しています。
彼と一緒に居るとすごく不安になっていた。
いつ、もう「やめる」って言われるのかと思って。
前にも書いたけど、そうすると彼には
「やめる」って私が思ってるのだけが伝わる。
それはわかってたけど、止まらなかった。
しばらくすると同じことの繰り返し。
でもね、はっとした言葉に出会ってしまった。

＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊

「この人にいつか振られるかもしれない」と思っていると、
相手には「この人とはいつか別れることになる」というメッセージが、
別れにまつわるイメージと共に送られます。
しかも会うたびにいつも。

＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊

そう、私が感じていること、そのままの言葉に出会ってしまったの。
いやん、だめだめ。

だから、いつもできるだけ元気な心でいることにします。
彼には、「ずっと一緒にいたい。一緒にいると幸せな気持ちになるの。」
ってメッセージを送ることにした。
いつも、元気な心で。

昨日は、お嫁さんと私の合同お誕生会をしました。
まぁ、たくさん飲んで・・・
今日は一日アルコールが抜けない気持ちになった。

家族と飲んでるとなぜだか彼と話がしたくなる。
この前、パパと一緒だったときも途中で彼と話したくなったし。
不思議です。
カラオケに行く途中で
「ちょっと話したいな。電話してもいい？」ってメールを送った。
50分後くらいに彼からメールがあったと気がついたのは、
二時間カラオケした後でした。
「今、帰宅中だから帰ったら電話します。」
もう、一時間くらい経ってるからと思ってたんだけど。
タクシーで帰って、倒れこむようにベッドに入った。
途中で気持ち悪くて起きたけど、朝方変にすっきり目覚めたのでした。
でも、ほんとまだ酔ってる感じなんだけどねぇ。

そう、昨日話したいって彼にメールしてた。
と気がついて携帯を見たら・・・
メールが一通。
彼から「ごめん、お風呂上がってきた。もう寝ちゃった？」
あらら。と思いつつ着信とついでに発信履歴を見たら
私ってば、彼に電話してた？
しかも、帰宅中のメールの70分後くらい。
ということは、家についてすぐ位かな。
覚えてない。
しかも彼の「寝ちゃった？」メールは私の電話の10分後。
あらら。

で、私は気がつきました。
そう、いろいろあれば、メールもできないし
時間ってすぐに経っちゃうよね。

この前の恋愛頭脳の結果を思い出した。
彼は私以外の生活もたくさん持ってる。
本当は私もそうなはず。
そっか、こういうことか。
別に、彼が私のことを嫌いなったわけでも、
ほって置かれてるわけでもないんじゃない？
この前の「それもだめなの？」はこういうことじゃない？
彼は「休日はずっと一緒にいたい」って、「じゃ無くちゃ嫌」って
私が思ってると思ってる。
そうなんだけど。
仕事をお休みするときだけでも、一人の休日を味わいたい。それなのに。「それもだめ？」
そんなことじゃない？

彼が私と距離を置きたいというよりも
自分の自分だけの時間も持ちたい
そういうことなんだよね。

当たり前のことだけどわかってたつもりだけど
、わかってなかった。
心からわかった。
そしたら、ちょっと安心した。

今朝、彼からメールがありました。
珍しい。

日曜に都合が悪かった理由が書いてありました。
でも、しばらく続くのかな。
うーんわからない。
けど、こんなこと考えるのはやめます。

私の中から嫌な気持ちはとりあえず、
追い出しておく。

木曜にまた、踊りに行ったら多分また気分すっきりのはず。