時期が重なるときがある。
しばらくフリーでいたときは何にもなかったのに、彼ができたとたん妙にもてたりすることがある。
みんなで相談したかのように、何人かに続けて言い寄られたりすることがある。
何のタイミングなのかしら?

先日メールをもらった。
「久しぶり、元気?」
私のことを気に入ってくれて、けど、私には彼もいるしその気はなかった。向こうにも相手がいたのでそれ以上は踏み込まないまま、踏み込まないよと伝えて、何回か食事に行ったことがある相手。けど、「もしかして」と思って誘ってたのかもと思う。
彼に言わせれば、これは充分に浮気なんだけど。
元気だよ〜と返信して二回ほどメールが行ったり来たりして、じゃあまたねで、終わっている。

彼とデートしている最中に着信があった。
誰かと思ったら、以前好きだったことがある人だった。
その人とは、私は付き合ってるつもりだったけど、あちらは充分に遊びだったようだった。
たくさんで遊びに行く仲間の一人だったので、それ以降も何度も会ったりしていて、一昨年のダンスの公演のとき、結婚して子供が生まれる前か、直後だから見に来られないと聞いていた。
共通の友達に、病気の人がいたので何かあったかと思ってコールバックしたら、ばたばたしてるんだ〜いろいろあってね〜と言われた。なんだか意味深だったけど、デート中だったし長くなるならまた今度にしてと電話を切った。

なあんだ、ふたり?といわれそうですが。
2人で充分。
しかもそれだけでしょ?とも聞こえてきそうですが、私にとってはこれだけで充分。

これが一週間の中での出来事。
何のタイミングなんだかと、すごく不思議な気持ち。

敵は同類

2007年3月5日
仕事を始めてすぐのころは、そんな事考えたこともなかった。
小さい会社だったし、みんな一生懸命に働いていて「ずる」しようとか考えていた人はあまりいなかったからだと思う。
次の職場で聞いた。

「女性の敵は女性だよ。」

会社の中で、社会の中で頑張っていると認めてもらおうと、一生懸命仕事をしようとしている女性の足を引っ張っているのは、認めてもらわなくったっていい、適当に仕事をして、ある程度お給料をもらっていればいい、できたら仕事はしたくないと思っている、女性だった。それは今でも、いつでもそう。

最近、同じ事を思う。
「愛煙家の敵は愛煙家」

毎朝、出会うおじさんのうち三人が、愛煙家でいらっしゃる。
道々、タバコを吸われるのですが、ご当人たちはさわやかな朝の空気で気持ちよくタバコをすっているのでしょうけれど、こちらは火をつけた瞬間から、消すまでの間の道がタバコくさくてたまらない。おまけに吸殻は ぽいっ なもんだから、余計に気になる。
年があけてから、市内歩行喫煙禁止条例が施行されている。
新聞に挟まっている行政報に載っていたので知った。
いつ「市内歩行喫煙は禁止になりましたよ」と言おうか考えている。

これだけ喫煙できるところが少なくなっている現状を考えて、もう少しタバコを吸わない人に配慮していれば、禁煙場所が拡大することはないのになと思う。でも、大半は「ここは禁煙じゃないでしょ」と遠慮なく喫煙するから、吸えない場所として決められていくのに。
ちゃんとマナーを持っている愛煙家の方も多いのでしょうが、煙と臭いと言うやつはとても厄介で、広く充満していくものです。喫煙している方の思っている以上に広がっているそれらに出会うと、「気を遣っている」と思えば我慢もしますが、そうじゃないと・・・・

昨年末から彼が禁煙を始めた。
もう三ヶ月以上続いている。
「禁煙なんて簡単」と言い切っていた彼も、ちょっと前は煙草を吸っちゃった夢を見たとか。
自分で思っている以上に我慢しているんだと、「頑張れ」な気持ちになっている。
彼が、知人から買った車は、屋根を開けてオープンカーにできる車。
彼がもともと持っている車も、オープンカーです。

もともと持っている車は、もう10年も持っている。
私と付き合いだしてからは、私の車が便利なので年間100キロも乗らない。
というよりも、車検に行くときとお正月にお墓参りに行くときだけしか乗っていない。

寒いときはバイク乗りみたいな重装備をしないとだめだし、熱い時は車が悲鳴を上げるから乗れない。
天気が良くて、暖かい、気候がいいときしか出番がない。
「今日は暖かくて、天気が良くて、気持ち良いね〜河原で、ビールでお昼寝が良いね〜こういうときこそ出番だよね〜」なときでも、「いいね〜でも、だめだめすぐには動かせない。普通の車じゃないんだから、今すぐは動かないよ〜」

この前動かしたときは、街中を少し走っただけで
「NaNaちゃんがのぼせてきたから、帰ろう」って車庫に向かった。
自覚症状もないから、大丈夫だと言っても「だめだめ、NaNaちゃんもう顔赤くなって、のぼせてる。風を受けてるから気がつかないけど、熱くてのぼせてる。」と。

彼曰く、私がいつ「もう、あんなクルマ嫌!!」と言わないかとびくびくしているんだとか。

最近は彼の二台目のクルマが活躍している。
日曜日も暖かくて、まさにオープンカー日和。
花粉が大量に飛散しているというのに、絶対に屋根をあけると言い張って。
けど、ドライバーは私なんだって。

確かに運転するのは気持ちいい。
「気持ちいい〜」を連発してたら

「こういうクルマをオープンにして女の子が運転してるのってかっこいいよね〜。隣に俺がいなければ、もっといいんだけど。」なんて言ってみたりした。

彼はたぶん、私にオープンカーを本当に良く思って欲しいんだなぁと思った。
先日の浮気騒動の話、奥様がずいぶん頑張って、自分の気が済むようなことをいろいろやっているそうだと彼に話をした。

すると・・

「NaNaちゃんも、そうなっちゃうの?」

「えっ?だって、あなたは浮気はしないって言ってたよ」

会話がかみ合ってませんか?

「NaNaちゃんは、なるよね」

「浮気しないなら、ならないよ」

かみ合ってない?合ってますよね。

「だって、オレの携帯がなると『あっれいこちゃんからメールが来たよ』って言ってるじゃない。オレですら、そのメール見たこともないのに。もう、半年は言ってるよ〜」

「えっじゃあ、そろそろ名前変える?何がいい?かずえちゃんとか?」

「うーん、じゃあ、ゆうこちゃんで。」

合ってた。良かった。

がんばる

2007年3月2日
今日は、イベントの打ち上げだった。
場違いと言えるその場所で、がんばった。

以前は、職場のこういう飲み会って「くだらない」と思ってたことがある。
けど、要人を招いてのレセプションを催すように、飲んだり食べたりを一緒にするって、すごいことなんだ。
本当はこういう場を、馬鹿にしちゃいけない。
強要する必要はないけれと、こういう「つきあい」を軽く見る人には、絶対にわからないものがあると、ここで係長にはっきりと教えてもらった。

そのことがこれだけ、肌でわかっただけでも、ここで3年働いた意味がある。
何日か前に、
「バレンタインはステーキ
三月は何が食べられるかな」って言ってみたら・・・

今日になって
「そうそう、ロ○リーズと今○、どっちがいい?」
と聞かれた。

*〜*〜*

去年のうちに、彼のママが年明け早々海外旅行に行く話を聞いたとき、彼はその間の土日に自分のうちに泊まるかと私に聞いたことがある。ママがいないときを見計らってあがりこんでるみたいだからやめとくと即答していた。

先日何の話からか、ママが旅行のとき一人暮らし満喫!って喜んでいたと言ったら

だってNaNaちゃんが、いない隙に上がり込むみたいでやだって言ってたんじゃない

と言い返されてしまった。

*〜*〜*

思いもしないことを、覚えていてくれるのね。
私がきゃんきゃん言ってることも、聞き流しているみたいで、本当はちゃんと心に留まっているのかもしれない。
ISBN:4102901345 文庫 安藤 哲也 新潮社 2001/12 ¥510

以前読んだ本を、また読んでいる。

この方は、出版社 → 書店 → WEB書店 と、書籍業界を楽しんでいる様子。
取次ぎ配本だけに頼っている、どこでも同じ品揃えの書店を「もったいない」と、最初に任された書店を本好きのための書店を目指し、「文脈棚(この方の造語)」で関連付けて書籍を配置して、業界でも噂されるほどの書店に作り上げた。
高校の副読本の歴史資料集を書店で1000冊も売っちゃったりしたそうだ。

「今、その本を買う理由がある」と書いてある。
今、何に興味を持っているかだと。

私は、読んでいる本を人に見られるのは嫌い。
「私」のことを知られちゃいそうだから。私の頭の中を除かれている気分になる。
だから、本には必ずカバーをかける。図書館で借りたときも同じ。
本棚に入れるときも、カバーははずさない。
たまに、「何読んでるの?」と、机に置いている本をさっと見る人がいる。
私はそういう人が苦手。
「見ていい?」と声をかけてもらえれば、見てもらって構わないのだけど。
この人、人の中にずかずか入ってくる人なんだと、思ってしまうの。
彼に「見ていい?」と聞かれたときは、安心した。

そういう気分は正解でもあるなぁと、この本を読んで再認識。している。

同じ理由で、パソコンをいじられるのも好きじゃないです。
私のおつむの程度がばれちゃうから。

ブログも。

安藤パパの育児日記 パパ’s絵本プロジェクト
http://hide88.air-nifty.com/ando/

Fathering Japan 立ち上げ&活動日記
http://ando-papa.seesaa.net/

GO

2007年3月1日 音楽
チェッカーズ CD ポニーキャニオン 2004/03/17 ¥2,625
REVOLUTION 2007
YOU’RE A REPLICANT(CAMA CAMA MOO MOO)
MELLOW TONIGHT
NANA
BLUES OF IF
TOKYO CONNECTION
I Love you,SAYONARA
MY GRADUATION
GO INTO THE WHOLE
QUATRE SAISONS
Mr.BOYをさがして

この人のプロフィール(Fathering Japan代表 安藤哲也プロフィールhttp://ando-papa-profile.seesaa.net/archives/200612-1.html)を見て、連想したのが
REVOLUTION2007(The Checkers 『GO』1987)
今年の(去年の?)フミヤ君のカウントダウンライブで、年明け最初の曲だったらしい。
そうか・・・こんな曲もあったね。
彼の(彼らの)曲の中には、未来のある一点に関するものがある。
これもそう。
「2000年の夜明け」という詞の歌もあった。
この曲も1999−2000のカウントダウンの年明け最初の曲だったっけ。

当時『20年後の日本では、自分たちの年代は会社でも社会でも少しは自分たちのやりたいことができるようになっているはず。だから、そのとき「地球をぬすもうぜ」』という歌です。
最近、むきになっているように読んでいるサイトがある。

家庭の中のことなので、見えにくく、けど凄まじいその内容に驚愕する。
たくさんの方が書いていて、リンクをたどって、いろんな方の人生を読ませてもらう。

今はかなり市民権を得ているDVや、セクハラも最初は理解されにくくて、気のせいだの、被害妄想だのいろいろ言われたんだと思う。
今度は、これがより多くのの人に理解されたらいいなと思った。

でも、モラル低下を憂う声が大きくなってきている最近、結構あるような気がします。
給食費払わない親とかの言い分も、かなり加害者的だなと、素人は思うのですもの。
彼のリクエストは「ジーンズ」
クリスマスに一緒に買いに行って、何本も試着して、お金を出すのはNaNaちゃんだから、選んでいいと言われて、彼が欲しそうなものを買った。
そのほかに、内緒でクリスマスプレゼントを選んでいた。

私は、カーナビを買ってもう5年くらい経っているので、地図のDVDが古くて不都合が出てきていたので、あたらしいDVDをお願いした。

彼はいつものように「いらないよ〜。不都合を感じない。」と言い張っては、何度も私にリクエストを聞いていた。

あれから二ヶ月。
何度もねだって
けど彼にはもっと違うものはないの?と言われて
それでも言い続けていたら。

今日注文してくれた。
ものがものだけに、受注生産なんだそうだ。
注文したことを聞いて

「うれしい。ありがとう」とお礼を言ったら

「まだ来るかわからないよ〜。注文してもまだ、本当に必要かわからないし。これが欲しい意味がわからないんだけどね。」と言われた。

最近の私は、あんまり我慢しない。

せっかくうれしくて、お礼言ったのに、「まだ来るかわからないよ」って・・・早く届くといいねとか、言ってくれないのかしら。それにじゃあ他に何だったら良かったの?

そうか・・・

彼が私のクリスマスプレゼントにしたかったものは、なんだかわからない。
前に指輪をねだったときは(誕生日だったかクリスマスだったか忘れたけど)1回休みみたいにバスされて、プレゼントはなしだった。
もう、そんな事は嫌だし、指輪ならクリスマスでも誕生日でもなくて、もらったほうが良い。

早くDVDが来ないかな。
楽しみです。これで、山を切り崩して走ったりしなくてすむわ。

パレット

2007年2月26日
注文していたパレットが届いた。
開けてわくわくした。
ルージュとチークとアイカラーといろいろ入ってとってもきれい。
色がたくさん並んでいる。

女性ってどうしてこういう、色がたくさん並んだものが大好きなんだろう。
手芸の糸、絵の具、ビーズ、もちろん化粧品。
はては、紙の色見本まで。
たくさんの色で顔がほころぶ。
人によると「金払ったら浮気じゃないよな」という考えもあるらしい。
「リピートしたらかな」という人もいた。同じ人と二回目があったら浮気。なるほど。
一線を越えたら、デートしたら、何もなくても気持ちがあったら浮気。
いろいろ思ってる人がいるけど。

NaNaちゃんは、どこからが浮気?と聞かれた。
私はKISSをしたら浮気だと思っている。

彼はちょっとびっくりした顔をした。

友達とはしないから。女の子の友達としないことを、男の人としたら浮気だと思っている。だから、なぁんにもなくても一緒にラブホテルに行ったら浮気。女の子の友達と2人でラブホテルには行かないから。

彼に聞いてみると

自分が?相手が?と訳がわからないことを聞いてきた。
よく聞くけどね。自分はやるけど相手だったら許せないって。
浮気かそうじゃないかの判断に、自分だったらとか相手だったらってものすごく変な話。
だからもう一回聞いた。

自分とか、相手とかじゃなくて、どこからが浮気?

今度は真面目に

2人で食事したら。仕事でやむを得ない場合を除いて。
そんな事(仕事でやむを得ない場合)はないから。2人で食事をしたら。


ない?

うん。たとえばさ、仕事ですごく遅くなって、じゃあご飯でも食べていくかってことになった時は、2人ってこと無いじゃない。仮にIちゃん(彼の部署にいる今年度入社の女の子)と2人で仕事してて、すごく遅くなっちゃっても、じゃあご飯・・・とは言わないな〜。気をつけて帰ってねってすぐにバイバイしちゃうよ。

でも、それがHさん(彼の後輩・男性)だったら「じゃあいっぱい飲んでいくか?」ってなるんでしょ?

なるけど、女の子だったら無いよ。
下心がない人とは2人で食事をしにいかない。
だから、一緒に食事をしにいったら「浮気」だと思う。
基本的に男は気のない女性と2人で出かけたりしないよ。
よく、飲み会の席とかでじゃあ、今度どこかに行こうと盛り上がるじゃない。で、その後本当に誘うのは気に入ったからで、そうじゃなければ誘わないよ。


じゃあ、逆だったら?誘われたら?
その飲み会の席とかで、たとえば同じアーティストが好きとか、お芝居が好きとかがわかって、じゃあ一緒に見に行こうと意気投合して、しばらくしてチケットとったからどう?って言われたらどうするの?


それでも、たぶんその気がなければ行かない。だって今までずっと一人で行ってたんだもん。
男は気のない人とは一緒にどこかに行くことはないよ。


そうか・・・・私はとても大きな誤解をしていたのかもしれない。と思えてきた。
本当に私のことを単なる友人と思って遊んでくれていた人も中にはいたと思うけれど、大抵はきっと私のことを気に入ってくれて、遊んでいたこともあったんだろうなと。きっと私は、彼らの気持ちに甘えてひとりではしゃいでいたに違いない・・・。

彼の浮気のラインが、私たちの中では基準になったような気がしました。
ねぇ、大好き?

くりかえし、くりかえし彼に聞く言葉。
彼の返事は

どっちだと思う?

質問に、質問返しって気持ちを、感情を逆なでする。
だから切れてみた。
すると

間違えた。もう一度やり直す。もう1回聞いて。

大好き?

教えない。NaNaちゃんが悲しくなるから

・・・・

間違えた。もう一度やり直す。

・・・・出来るの?

できるから、もう一回やって。

にこにこ笑って

大好き?

教えない。図に乗るから。

なあんだ、さいしょっからそう言ってくれればいいのに。
私を喜ばすのが何でそんなに嫌なのかしら?
知人で浮気騒動が勃発している。
彼にその話をした。

自然と浮気の話に。
彼は結婚したら、浮気はしない。そう言い切った。
誰の為にもならない、意味がない。と。

じゃあ、結婚してないから、今は浮気してるの?
と聞くと
今してるとか、してないとかじゃなくてそう考えてるんだと返ってきた。
ふーん。

その浮気をした人の言い分は「奥さんが、相手にしてくれないから」だった。
彼は「よく聞くけど、いい訳だよね。」と言って鼻で笑った。

その奥さんも、「じゃあさせてくれれば誰でもいいと言うの?それはそれでかなり頭にくる。」と怒り心頭だった。そりゃそうだ。

けど、奥さんが相手にしてくれないってよく聞くし。
逆もあるけど。
だから、彼に聞いてみた。
「奥さんが、したくないって言い続けたらどうするの?」

彼の答えは

「力ずくで」

うーん、それはそれでかなり問題なんじゃないのでしょうか?

「じゃあ、逆だったらNaNaちゃんは?どうするの?」

「えー?うーん・・・・悲しい気持ちになる。」

「それ、答えになってないし」

そう?

レアケース

2007年2月19日
先日友達と会った時に、去年結婚した先輩の話になった。

友達も先輩も同じ会社で出会っている。
その先輩が結婚した相手が、ずっと友達として遊んでいた会社の同僚だという話。
先輩より、彼のほうが年下だからか、特別な関係にはならずに10年近くも同僚のままだったのが、おととしの秋くらいに急激に進展があってあっという間に結婚してしまった。
私はいきさつを知っていたので、友達に話をした。

私「結構頻繁に遊んでたんだよね。趣味もあってるみたいで映画行ったり、家のほうで飲んでそのまま泊まったりもしたみたいだけど、ほら、友達と思ってるから別に何もないじゃない。ずっとそんな関係だったけど。」

友達「うん、よくあるよね。
・・・ってさ、そういう俗に言う『男女間の友情』ってやつ?それって私たちにしてみれば判るわかるってなるけど、それってとってもレアケースみたいよ。」


「・・・・そう?そうなんだ。」

「うん」

「いや、こういう関係って自分で持ってないとありえないと思うから、とは思ってるけど、レアなの?」

「うん。たぶん・・・いや、たぶんじゃなくて。」


そうか・・・。

私の彼は、「男女間の友情はあり得ない」と考えている。
だから、きっと私がどんなに友達だと思っても彼には伝わらないし、嫌な思いをするに違いないと思って男友達とは遊びに行くことはしなくなった。
どんなことも、人は自分の経験値でしか考えられないもの。
それを補う為に想像力はあるのだと思うけど、所詮「補う」だけで、本当のところは信じられないものだもの。

そうか・・・レアケースなのね。
彼女の発言は私にはとっても影響力がある。
きっと本当にレアなんだろうなぁ。

2年ぶりくらいに

2007年2月16日
久しぶりに友達に会った。
去年の暮れからなかなか都合が合わず、何度も延期してやっと会えた。
彼女もいろいろあったみたいで、でも元気そうで良かった。
先日会社を辞めて、家に居るのでまた近いうちに会う約束をして遅い時間にバイバイした。
今年のバレンタインは、彼と食事をすると決めて、いた。

ステーキハウスへ。
そこは、以前人に連れて行ってもらったところ。
最初に勤めた会社の近くにあったステーキ屋さん。
もう今はないけれど、そこで働いていた人が自分で店を出したと、ずいぶん前に一度連れて行ってもらったことがあった。
初めて行くその店は、会社の近くにあったステーキ屋さんの流れを汲んでいた。
かえりにガーリックチャーハンをお土産にもたせてくれるところまで。

何しろ連れて行ってもらっただけで、店の名前もほとんど覚えていなくて、場所もはっきりしない。けど、ネットって便利な物でその店を発見できた。
当時から自分で支払っていないので、果たしてどれくらいの料理なのかもわからないままだったのが、事前に確認できて。
このくらいの値段なら、バレンタインだし良いかなと思って彼を誘って行ってみた。

ステーキのコースと、ステーキ+海鮮のコースをひとつずつたのんだ。海鮮の分は二人で半分こ。それで充分過ぎる量で、ちょっと贅沢にいろいろなものを食べられた。それほど大食漢じゃない二人で、やっと上手く注文出来る様になったと、彼は大満足。

肉を焼いてくれるマスターに、前の店によく連れて行ってもらっていたこと、この店にも一度来ていることを言ったら、豆腐のステーキをサービスで出してくれた。豆腐のステーキも前の店で、よくいただいたメニューだったので、懐かしさが倍増になった。

私達が半分くらい食事が進んだ頃にやってきた三人組は、ステーキ+海鮮のコースを一人ずつたのんでいたし、帰る頃にやってきたカップルは、もっと量の多いコースに加えて牡蠣や他のものもたのんでいて、私達はびっくりだった。
「食べ切れないよ、信じられない」
おまけに、三人組には食事が追いつかれてしまった。
前から思っていたけれど、たくさん食べないくせに、遅い二人だ。

食べ切れなかったガーリックチャーハンは、お土産にしてもらった。私のママは何度もそのチャーハンを食べているので、彼に持って帰ってもらった。
二人で、お酒も満足に飲んで、2万円でおつりがくるくらい。
ちょっと高いけど、美味しくて、雰囲気良くて彼も気に入ってくれたようだった。

今年のバレンタインはチョコレートじゃなくて、ステーキ。

デート

2007年2月8日
今日はデート
会えてうれしい
やれやれでもうれしい
朝、電車の中で彼からのメールを受け取った。
昨日の夜私から電話したわけでも、メールを送ったままになっているわけでもない。
めずらしい、彼からのメールだった。
前に話したと思うけど○月○日大丈夫?休める?

彼から聞かれた。
すっかり忘れていたけど、仕事をお休みして遊びにいく計画があった。
彼も職場の人に誘われたんだけど、一緒に行く?って。

うん。大丈夫だと思うよ、○日だよね。

そう。次の日とかはどう?

えっっそれって、ついでにどっかに泊まりに行こうかってこと?

まだ決めてない。

は?(これは私の心の声です。)

そう。

この最後の「そう」はいつもなら、「まだ決めてない」と言う彼の言葉に、繰り返し同じように「ついでにどっかに泊まりに行こうってこと?」と聞いて、それにもまた彼が「まだ決めてない」と言うところ。
間髪いれずに、言い換えた。
私は「決定事項が知りたいのではなくて、彼がどんなことを考えているのかが知りたい」のが伝わったのかもしれないのかなと、思った。
さっきのように、いつものように、話がかみ合わなくて本当は、相性も良くないのかもしれないと思っているのが、伝わったのかもしれないと思った。

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