仕事を休んだからと、お昼を過ぎて、彼は用紙をもらいに行ったり、必要書類を取りに行ったりした。
せっかく2人で休んだんだから、出しにもいけばいいのに、それはしないんだって。
それでまた、言い合いになった。

『2人とも休んだんだから、出すつもりだったんなら今日すればいいじゃない。
別にそんなことなら、私は休む必要なかったし。』

「休むとは言ったけど、出すなんていってないよね。休むことにしたから、NaNaちゃんも休めば?って言っただけで、やるなんていってないよね。」

『そうですね、言ってませんね。』

「そんな約束になってないのに、やらないって怒るのって変じゃない?休む必要なかったとかって怒ることじゃないでしょ。」

『そうですね、言ってないし、約束もしてないし、怒るのは変ですよ。』

「そうだよね。」

『けどね
あなたは、仕事が休めないからできないって言ってたでしょ?
出張が続いて、仕事が休めないから待ってって言ってなかった?
仕事は休んだけど、まだ待ってって事?』

「今からは、無理でしょ?とにかく書類だけ取りに行って来るよ」

『無理じゃないでしょ。(やってみることもしないで。)
もう、今日しないんだったら、しなくていいです。』

「無理だよ。どう考えても。とにかく行って来るよ。」

そう言って出かけて行った。
ばかばかしいので、私の書類はとりに行かない。

もう、いいかなと思う気持ちがだんだん大きくなっている。
けど、彼と一緒にいる理由を一生懸命考えていたりもする。
誰に対してでもない、自分に対しての理由。

そろそろ

2007年12月1日 二人の生活
彼が帰ってくるかな?
昨日電話をしたときに、最初の言葉が

「荷造り終わった?」だった。

してないと言ったら

「良かった。ほっとした。」

ここにきたときも荷造りなんかしてないし、するほど荷物ないし。

*〜*〜*

最近NaNaちゃん、泣かなくなったし、強くなったよね。
ついでみたいにそう言われた。
「母は強しって感じ。」と。

彼にとってみれば、ちょうど私が強くなったのと妊娠したのが同時期だったから、そういう印象なのだと思いますが・・・。
母が強くなるのは、頼れる人がいないから強くなるのだよ。
もちろん、「父」が頼れても、いないときは自分だけで守らなきゃならないから強くもなるのだと思うけれど。

わたし、本当は強いです。
でも、彼と一緒にいると子供のときみたいに、のほほんとしたNaNaでいられるのも、彼と一緒にいて心地よかった理由のひとつです。
本当は、のほほんとしたNaNaでいたかったのにな。

女性が強いと言う男性は、自分の頑張りがたりないからだと思って欲しいなと思う。
女性はいつだって、弱くてかわいい存在でいたいとおもってると思う。
女性は弱くてかわいい存在でいて欲しいと思っている男性は、自分ががんばらなきゃ、女性はどんどん強くなっちゃうよ。

満喫中

2007年11月30日 日々
彼が出張に出かけて、一人暮らしを満喫中。
出張の前日にちょうど寒かったのも、ご飯がなかったのもあって野菜をたくさん煮込んだ。
温めなおして、うどんを入れたり、冷ご飯で雑炊にしたり、すいとんをいれてもいいし、味をつけなければ、食べる都度醤油味、味噌味、キムチ味といろいろバリエーションもつけられるから実家ではよく作っていた。一人なら、コレで充分食事になる。
家に帰るとすぐに火を入れ始めて、昨日はキムチ味にうどんを入れた。

彼を待たずに食事にできるので、夜が長〜い。
テレビを見たり、本を読んだり、ネットをつないだり、一人暮らしを満喫中。
このあいだは実家に帰って、それはそれで楽しかったけど、これもなかなか。

今は、作りすぎてあと2回で食べ終わるのか心配しています。
彼は、明日の夜中に帰ってくる予定。

お金のこと

2007年11月29日 二人の生活
前にも何度も書いたかもしれないけれど
私は彼と一緒にいて、お金のことでストレスがない。
たぶん、メリハリをつけるところが似ているのだと思う。

使うけど、使わない。
そんな感じ。

彼は今、私に生活費を渡してくれるけど
彼の中で、それは「生活するのに必要なお金」とひとくくりになっていて、私がそれをどう使おうが、あんまり心配はしていないらしい。
あまれば、私のへそくりにしてもいいよと言うし、好きなものを買っていいよという。

どんぶり勘定だけど、細かい。
そんな感じ。

でも、私は彼と金銭感覚に違和感がないのはとても重要なこと。
私にとっては、お金のことは、ちょっとでも違和感があるととてもストレスになると思う。

生活するのに違和感が少ないのは、とても大事。
だから、彼と離れられないんだと思う。
もちろん、一番には好きなのがあるけど

「金の切れ目は、縁の切れ目」

お金の使い方がきらいだったら、私は長続きしないと思う。
昔の知り合いで、「クリスマスに家に帰ったら奥さんが出て行ってしまって、荷物もろとも消えていた」という人がいる。その人にしてみると、何の前触れもなくいなくなってしまったという感じだったみたいだけれど、きっとたくさんのサインを見落としていたか、見ない振りをしたか、はたまた無視したんだと思う。余計なことだけど、その人は自分にとても関心があって誰かと話をしていても、目の前の相手ではなくその後ろにある、ガラスに映る自分に向かって話をしている人だった。

という話を唐突に彼にしたあと、今度の出張から帰ってきたら私がいなかったりしたらどうする?と聞いてみた。

「ありえるよね」

そう答えたけど、だからどうするとか、どう思うとかは何も言わない。
なので、
何度か聞いてみると

「そんなに何度も聞くなんて、ほんとに考えていそうだね。」

といわれた。
あの・・・あなたが私の質問に答えないから、何度も同じ事を聞く破目になるんじゃないの!!と思ったけれど、笑って話をおわりにした。

*〜*〜*

2ヶ月弱のあいだ、彼が週の半分は出張でいないので、お肉の大量買いをしたいのにできないでいた。
本当になくなったのは先週。それから、お肉はどこで買ってもあまり値段が変わらない鶏肉を使っていたし、魚料理が多くなっていた。
トイレットペーパーの買い置きがなくなり、今は最後の一個を使っている状態だし、それも彼がいなければ、それほど消費しないから、週末にでも買ってくればいいかなと思っている。
お米も月曜日に炊いてなくなってしまった。

あれもない、コレもない。まるで、整理しているみたいだね。
と、言ったら、先日の質問もあってか彼は

「意味深だね」と。

*〜*〜*

2〜3日前から、彼は
「出張ばっかりで、淋しいよね」と何度も言う。
そりゃ、淋しいけど、仕事なんだから仕方ないと思っているのに。

今朝、起きがけに彼が
「帰ってきたらいなくなってないでね」と言っていた。
今日から彼はまた出張に行く。
前から、気になっていたことがある。
彼のいびき。

はじめは、「いびきかくのね〜」と思っていたのが
だんだん、「なんかうるさい」に変わり
つぎは、「息、してない?」と思い始めた。

時々、息をしていないことがある。
今では、顔を横向きにすればいびきはかかず、呼吸も楽になっているようなのがわかったので、いびきに気がついたら、顔の向きを変えてしまう。

あんまり苦しそうだから、顔を横向きにしてあげたらすぐに目が覚めて
「びっくりした」といった。
苦しそうだったから、そうしたといったら
「あぶないところだった」と、夢で危機に陥っていたといっていた。
私が危機から救ってあげた。

睡眠時無呼吸症候群のことを聞いて知っていたけれど彼は肥満タイプではないので、なぜ、こんなにいびきをかいたり、途中で息をしないことがあるのかとても不思議に思っていた。

そして、わかったことがある。
彼は口で呼吸をしていた。

口で呼吸しているの?と聞くと

鼻でするよりたくさん酸素が取り込めるという。

口は食べるところで呼吸するところじゃないよと言っても彼は引かない。

水泳の時は口で息するとか、いろいろ言う。
いったい、いつから口で呼吸しているのかしら?子供の時?

あのね、息は鼻でするの。口と鼻の違いは何か知ってる?鼻には鼻毛があるでしょ?異物が体に入らないようなつくりになっているの。鼻で息をする方が体のためにいいのよ。

それでも、ぐちゃぐちゃ言っている。
けれど、知らないふりをした。

翌日くらいに
最初は鼻で呼吸するの苦しかったんだけど、できるようになってきた
と言い出した。ほ〜、やってみてるんだ。

それでも急には、できるようになるわけもなく、相変わらずいびきはかいているけれど口をつぐむと、寝ながらも鼻で呼吸するので、いびきがおさまる。
本当は寝ている時に、鼻で呼吸しなきゃ意味ないのだけど、寝ている時は気をつけられないから、ふだん鼻で呼吸ができるようになれば、そのうち寝ている時も自然とできるようになるに違いない。

前にテレビで見たことがあったけど、若い子は口をいっつも「ぽかんと」開けている人が多いらしい。
口で呼吸する人が多いと聞いたことがあった。
私は、子供の時に口を開いていると怒られた。そんな事注意する親が減っているのかな?

感激する

2007年11月25日 二人の生活
用事があって、休日に前の日から実家に行った。
彼は一人で休日を満喫。
帰ってきたら部屋がきれいに掃除してあって、ものすごく感激した。
去年から行きたいと思っていたけど、期間が短いのと、1回の人数が決まっているので、なかなかチケットが取れなかった。
とても楽しみにしていました。

会場に着くと、暖かくて、ほのかなやわらかい明かりのともる受付で、とてもゆったり丁寧に話をするスタッフにチケットを渡して、身分証明書の提示をもとめられた。
はじまるまで、ゆっくり流れる時間を感じながらその場所で待つ。

時間が経っても、目がなれない、自分の手も見えないほどの真っ暗闇。
視覚障害者の案内で、8人ずつがその中を歩いていきます。
においや、声が響く感じ、足の裏で感じる地面の違い。
今まで経験した場所を思い出す。ここは、きっとこんなところ。

「声がするほうに歩いてきてください」
なんどもそういわれて、方向を示される。
視覚に頼って生活しているのを痛感する。

はじめは、真っ暗なのが怖くて
恐る恐るすり足で歩いていたのが、だんだん慣れてくると
結構ずんずん歩けるのがおどろき。

「ここに段があります。」
「右に曲がります。」
自分が声を出していると、ここに自分がいるという意思表示になる。
なんだかそれも面白かった。

見ず知らずの8人(グループはありましたけど)の中にほのかに生まれた
信頼感というか、親近感というか、一体感じゃないし、共感というか、
特別その後も大切にしたいというものじゃない。
その場かぎりの、けれど、確かに生まれた何かの気持ち。
その場かぎりだけど、私の中に育てていけそうな、そんな気持ち。
もらったチラシに書いてあった「企業研修に使われたりもする」というのはよくわかりました。
とくにギスギスしがちな職場では有効なのではないかしら。

視覚障害者の疑似体験とは考えていない。
HPにある言葉です。
そう、「そんなことじゃない」と体験するとよくわかります。

常設展を目指しているそうですが
「ぜひ」と思います。
海外ではレストランもあるそう。
東京にできたらそこにも行きたい。

*〜*〜*

ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/
食事をしながら、お風呂に入りながら、彼は先週の出張がどれだけ楽しかったか話してくれた。
彼は先週半ばからいわば「本番」のサポートに入っただけだったけれど、同じ部の別の課の人たちは一ヶ月もかけて準備に現地入りしていた人たちがいた。その中の一人だけが「自分たちの会社がこういうイベントにかかわっていることを、もっと社内でアピールしたほうがいい」と言っていたのを彼は、自分が実際に行って見て「本当だった。もっと社内に伝えたら、地方や若い世代が会社に自信を持てるのに」そう感じたようだった。彼は自分が会社にいるうちには、同じ事はもうないだろうと思っている。そうなんだろうと思う。「準備が全然足りなかった。」悔しがっているようだった。

パソコンに入れてある、イベントの写真をお風呂上りに見せてくれながら
「どんなに楽しかったか、NaNaちゃんになかなか伝わらない」そういわれた。

すごく伝わっている。
充分に伝わっているのに。
彼がどんなに会場の雰囲気を伝えようといろいろ言葉を繰り出すよりも、彼が最初に言った
「すごく楽しかったの」で、本当に充分伝わったよ。

待機が仕事

2007年11月19日 二人の生活
彼が行っていた出張。
帰ってくるなり「やっぱり英語を勉強しておけばよかった〜」と叫んでいた。
まあ、海外旅行に行った後みたいなものですが。
そうとう、楽しかったらしい。
次の大会のピンバッチをもらったってうれしそうだった。

トラブルに備えて、常駐するのが仕事だったのではっきり言ってやることは特になかったそうですが

「待機」ってとても大事な仕事だよ。

あっちゃいけないトラブルに備えてそこにいるのだから、何もないことを祈ってそこにいるのが仕事。
トラブルがあったら迅速に対応しなきゃいけないし、なければやることはないし。
大変な仕事だよね。
おまわりさんみたいなことだね。

別々の週末

2007年11月18日 日々
彼の出張のおかげで、久しぶりに母と一緒にいた。
のんびりして、いろいろはなしをして、楽しかった。
けど
なんだかとっても疲れていた。

夜食事をして家に着いたら、その一時間後くらいに彼が出張から戻ってきた。
「寂しかった?」ときかれたので
どうだと思う?と聞き返したら
「楽しかったみたい、ぜんぜん寂しくなさそうだ。食事も作ってもらって、片付けもしてもらって羽伸ばしたらしい。」

うっっ、ばれてる。
けど、別に食事は作ったし、片づけだってしたけど、ゆったりお風呂には入れたのはほっとしたよ。

坂道でかける

2007年11月14日 日々
あんまり長いこと、車を動かしていなかったので、エンジンがかからなかった。
先月、彼と一緒に帰ったときも、私が荷物を用意して彼が車を動かしたら、エンジンがかからなかったらしい。
そのとき、どうやってエンジンをかけるのか教えてもらっていた。
必要かどうか半信半疑のまま、教えてくれるというので教わっていただけのつもりだったけれど、教わっておいて良かったと思った。

今はオートマが主流だからできない車が多いけれど、昔はみんな押し掛けしたらしい。
駐車場は少し坂になっているから、その勢いでかけられる。
そこでかからないと大変なんだけど。

どうやるんだっけと思いながら、やってみたらできた。
この前何度か練習させられたのが、良かったみたい。

避難訓練も防災訓練も、やってみるってやっぱり大事。
練習でできなかったら、本番では絶対にできない。
知識もないよりいいけれど、体験にはかなわない。
案ずるより産むが安し?ん?ちがう?
習うより慣れろ?それも違う?
百聞は一見にしかず?あら・・・ぜんぜん違う?
備えあれば憂いなし?なんだ?ほんとは何なんだ?
とにかく、練習って大事だなと思った出来事だった。
彼は今日から日曜日まで出張で帰ってこない。
一人で部屋にいてもつまんないので、実家に戻ることにした。
急に寒くなってきて、冬支度も必要だし。
去年結婚した先輩と、話をしていた時に
先輩は「彼と2人でお風呂に入っていない」と言っていた。
旅行に行ったときに、露天風呂を小1時間貸し切れたので、その時に一度だけ一緒に入っただけで、ふだんはもちろん一人でゆっくり入りたいと。

彼と私はいつも一緒に入っている。
けど、その時間はとても忙しい。
私が髪を洗っている時に彼が髪を濡らして、彼が洗っている時に私がゆすいで、彼がゆすいでいる時に私が体を洗って、私が流している時に彼が体を洗って・・・と流しているシャワーを極力無駄にしないようにチームワークが必要だと話をしたら笑われた。。

確かにけちけちしているみたいに見えるし、節約なんだけど・・・
で、そこで一言
「うち、チームマイナス6%だから」
笑いながらも、最近聞くけど、何それ、何かにはいるの?と聞かれた。

宣言するんだけど、まあ、気持ちの問題だからあんまり関係ない。
お金払えば良いってもんじゃなくて、無駄なことをしないってことだから。
そこから、なんとなく生活費の話になった。
先輩のお家は、家族タイプのマンションだし、家は賃貸のアパートだから比べられないけれど、水道光熱費は倍くらい違ったのでびっくりする。
広いところに引越したら、公共料金は倍くらいかかるのかもしれないなとちょっと覚悟する。

http://www.team-6.jp/

先日、エアコンのコンセントが抜けない作りになっているのに気がついて、ブレーカーを見てみたらエアコンだけ別になっていたので、早速それを落としておいた。加えて洗濯機のコンセントを抜いて、使う時だけ差し込むことにした。
関係者は「関係ない」とおっしゃるかもしれない。電気屋さんには言われたし。
けど、私は知っている。微々たる事だけど違うこと言うことを。
以前仕事で事務所を持っていたとき、パソコンやコピー機などいろんな電気製品が置いてあった。
電源を切ったものは、コンセントを抜くと、電気メーターの回転が止まります。
家では試してみることは難しい。冷蔵庫があるから全部コンセントを抜く状態が作れないから。
けどいろいろやってみて、電源がOFFになっていてもコンセントを差している時は微量に電気は流れていることを確認しちゃったもんね。
使っていない電気家電は、主電源をOFFにするだけじゃなくて、コンセントから抜くことをお勧め。
わかったと言いながらも、
仕事が忙しいから落ち着くまで待ってという彼に

ついこの間まで、こんなに忙しくなかった。
仕事のせいにしないで下さい。
籍を入れたくないわけじゃないのなら、もう、すぐにやってください。
ここまできて、入れないのなら、もう、この先もずっとやらない。
私が、もう耐えられないので、ちゃんとしてとこんなに言っているのに私のことを考えられないのなら、一緒にいてもしょうがない。
もう、やめましょう。
あなたは、ちゃんと子どもを望める人と、やっていってください。

と伝えた。
本当にそう思った。
もうやめようと。
彼への気持ちはあるけど、私が自分で幸せになるのをあきらめているようだったから。
朝、いつものおはようチュウをしに彼がやってきたけれど、
「もうチュウなんていらないでしょ。」といってしなかった。
途中で「一緒にいるうちは気持ちよく過ごさなきゃ」と自分からしに行ったけど。

ところが、帰ってきたら
「NaNaちゃんの言うとおりだった」ときた。
今できることから順番にやらなくちゃ、いろいろ考えてたって仕方ない。
お姉ちゃんにもそういわれたようだった。
8月からずっと悩んでいたことがすっきりしたといっていたので
あんなこと、本当に悩んでいたんだと思う・・・。
まあ、悩みなんてみんなそんなものなんだろうけれど。

けど、私の言葉じゃなく、他の人の言葉で(しかも同じ事を言われたようだったのに)彼の心が動いたことに、なんだか違和感を感じる。

とりあえず、長期出張が終わるまでは動けないけど、その後にするつもりだと言われた。

いろいろ

2007年11月2日 二人の生活
あんまり頻繁にいろいろ言いたくない。
だからできるだけ我慢する。
先週もこの話をして、けんかみたいになった。

彼がいうのは「もうちょっと待って」だけ。
何を待つのか、何で待つのかちっとも話をしない。
まるで、隕石でも落ちてくるのを待ってるようだわ。

先週はあんまり眠れずに、夜中目が覚めたらそのまま3時間も悶々としていたり
そうなることがわかっていたから、起き出してコンビニに行ったりした。

時折自分の感情にのまれて、気持ちのコントロールがきかなくなっているのがわかる。
仕事をしていても突然驚くほどの「怒り」につつまれることも
電車の中でふと、涙が出てきてしまうこともある。
シャワーを浴びながら普通の声でしゃべりだしていたりして、もう、多分精神的に限界にきている。

だから、彼にはそういった。
でも、彼の返事は変わらない。
「もうちょっと待って」
そう言ったっきり何を待つのか、なんで待つのかいくら聞いても黙ってしまう。

やっと出てきた言葉「なんだかわからなくなってきた」。

今度は何がわからないのか、聞かなくちゃわからない。
何度か聞いて、答えを待ってやっと「いろいろ」

いろいろって何?どんなこと?のこたえには「いろいろはいろいろだよ」
いろいろって、幾つかあるってことでしょ?
例えば何?
と聞いても「いろいろはいろいろ」としかこたえない。
あなたのいろいろは一つのことなの?

ここまで聞いてここまでこたえてもらうのに、何時間もかかる。
あなたとは話し合いもできないの?と聞いてやっと、それこそ聞いてから待って待ってやっと「いろいろ」の答えだ。気が長い私も、イライラしちゃう。

いろいろって具体的には何?と聞いてからまた待って
「入籍のこととか」
うん。それから?
「入籍のこととか。」
あなたのいろいろは入籍のことなの?
「NaNaちゃんがお母さんと上手くできるかとか、NaNaちゃんのお母さんと家のお母さんが仲良くできるかとか、披露宴のこととか」

そうか・・・それがいろいろなのね。
あのさ、そりゃわかんなくなっちゃうよ。だって考えたって答えなんか出ないことばっかりじゃない。
私とお母さんは、相手は選べないの。あなたと一緒にいたらくっついてきちゃうの。
それはお母さんにとってだって同じなのよ。あなたがこの人とやっていくって決めたら、お母さんはそれについては何も言える立場じゃないの。お母さんに上手くやっていかれないからやめてって言われたら、あなたは私と一緒にいるのやめるの?


「やめないよ」

でしょ?選べるのは、あなたと私と2人のことだけ。
あなたのおかあさんと私のママが仲良くやっていくなんて考えなくっていいの。
どっちみち、そんなに年中顔合わせるわけじゃないんだから、それこそそのときだけ上手くやってくれればいいんだから。
そんなの上手くやるしかないじゃない。


「そうかな」

そうだよ。披露宴のことだって、披露宴のこと考えて入籍できなくなっちゃうなんて変じゃない。
そんなのその後からのことだよ。


「そんなことないでしょ、一緒に考えなくちゃ」

入籍だけして式しない人だっているんだよ。

「そうだね」

だけど、式だけして入籍しない人なんていないじゃない。
そんなに順番って言うなら、一緒に住むのが一番最後だよ。


「NaNaちゃんの言うことはわかるよ」

あなたのわかるは、「知ってる」ってことだけだよ。何の意味もない。

・・・・・・

「・・・・何でこんなに嫌な思いしなくちゃいけないんだろうね」

やらなきゃいけないことやってないからでしょ。
全部あなたが自分で招いていることじゃない。
あなたと私が大事なことなの。二人が一緒にいたいかどうかが一番大事なことだよ。
あなたは私と一緒にいたいの?私のことは好き?

「たぶんね」

そうじゃないのなら、ぜーんぶ考えても無駄なこと。
それがわからなくなっちゃったのなら、もうやめたほうがいいよ。もうやめようよ。


「・・・NaNaちゃん、前はそんな話し方、しなかったよね」

そうだね。

「そうだよね。」

お母さんと話をしようと思って、仕事帰りにお茶菓子を買って帰った。
ところが、駅からの帰り道でお母さんと出会う。
これからどこかへ出かける模様。
夕食の買い物をするのか、お友達と待ち合わせか、お出かけかわからないけど帰った頃を見計らって伺うとまるで、見張ってるようで嫌だなと思ってあきらめる。
それがなんと二日続いた。
なんか、タイミングがものすごく良いんだか悪いんだか?
今まで、帰りがけに会うことなんて数えるほどしかなかったのに不思議。

お菓子の賞味期限も気になるから、買いなおさなきゃとも思いつつ
ちょっと待ってよと思う。

どんな風に話をしようか、なんて言おうかいろいろ考えたけれど
お母さんと話をして、そこでなんとなく話がまとまっても、
また彼とお母さんとで話をして、ぶり返されても困る。
ここは、彼と2人で行って話しをしたほうが良くないかしら?

うん、そのほうがいい気がする。
彼と話をして、一緒に行く方向で考えよう。

なんか、先延ばしにしている気分にもなるけど
ちがうと自分に言い聞かせる。
こういうときのちょっと待てよと思うのは
たいていは、正解のことが多い。
私の勘。

心配

2007年10月24日 二人の生活
ここのところ、彼は仕事が忙しいらしく、帰ってくるのが遅くなっている。
今週は月曜日は帰るとメールをもらったのはもう8時半を過ぎていた。
それから家に着くまで1時間。
あ〜食事が始まるのは10時近いかも・・・と思った。

私が食べないで待っているのがわかったのか、火曜日は定時頃に遅くなるとメールをもらった。
私は勘違いして食べて帰ってくるのかと思っていたので、あわてて食事を用意した。

そして水曜日、朝からもしかしたら、食事して帰ってくるかもと言っていた。
前日仕事が終わった時に、遅いから食事していくか迷ってやめたから、今日はそのまま食事して帰ろうと言うことになるかもと。
で、やっぱり定時頃に遅くなる、食事もするから用意しなくていいよとメールをもらう。

私の食事は簡単に済ませて、一人でゆったりくつろいでいた。
ところが、10時になろうとも11時を過ぎようといっこうに帰るとメールが来ない。
本当にどうしたんだろうと思った12時半前ようやくメールを受信した。

「遅くなった。ごめんなさい。今○○で電車に乗りました。終電間に合うか?!」

そうか、今お開きになったのね・・・。安心した。
いつものように駅まで迎えに行く。

あんまり遅いから心配しちゃったよ

帰ってこないかと思った?

・・・そうか、そんなふうに考えてると思うのね。

うん、“××(終点の観光地)”まで行っちゃってたりしてないかと思って

ははは、そしたら車で迎えにきてね。
お土産お菓子
実家から送ってきたので・・・同じ係にいる人がくれた。
知ってたけど、自分では買わずにいたものだった。
でも、びっくりするほど美味しい!

http://store.yahoo.co.jp/rag-s/rikininar1.html

*〜*〜*

昨日の夜お母さんに電話した後、なんだかお母さんと話をするのがいいような気がしてきた。
今まで実家のことはそれぞれで担当してたし、なんかお母さんの考え方がややこしいしと思ってたから変にこじれてもとも思って接触してなかったけど。実は、電話をしたらなんかいろいろ言われるかと思ってかまえたけどそんなこともなくて、でよく考えてみたら、彼だけにまかせてからごちゃごちゃしてきたなと思った。

少し前から、考えていることがあった。

高校生くらいの時に、母に「NaNaは親はずっと親だと思ってるけど、全部はじめての事なんだよ。どうしたらいいのかいつも手探りなんだから。」といわれたことがある。
弟の時は二回目だと思ってるかもしれないけど、お姉ちゃんには通用しても弟には通用しないこともいっぱいあって、子どもはそれぞれ違うから、その子、その子で全部初めてで手探りなんだと。

子どもを育てることでもう一度育つと言われるのってこんなことなんだなと、思ったことがあったから、それを思い出していた。私もお嫁さんの立場は初めてだけど、お母さんもお嫁さんを迎えるのは初めてなんだよなぁと考えていた。

昨日、なんだか違って伝わっていると感じたので披露宴の事ももしかしたら、彼大事な事何にも言ってないんじゃないかと思って今朝聞いてみた。

「あなたは、出来るだけごじんまりした披露宴をやりたいと思ってるから、私の方は親族が出席する予定だって言ってないんじゃない?」って。

そしたら、そうなんだか、そうじゃないんだか分かんない返事だった。
もしかして、彼が間に立って、お母さんと私と誤解が生まれてるんじゃないのかと思えてきた。
入籍の件も、彼が「するよ」と言い切ったからお母さんはあわててこの食事会のことを言い出だしたようなことを言われた。このプランについては以前から言ってたけど、あわててるから強引に見えるのかもしれない。入籍も彼がなんだかわからないけどお母さんが拒絶しているような気になってしないでいるだけかもしれない。

だから、お母さんと話をしに行こうかと思っている。
お母さんの思った通りにするかどうかは別にしても、話しをするのは良いのかもと。
ラインのせめぎあいも、直接したほうがスリリングで楽しいかもしれないし。
夕方、ふと気づくとお母さんからメールが来ていた。
土曜日にお母さんが家に来たときのことについて
だいたいは
「息子が勧めてくれたから、迂闊に上がっちゃったけど、NaNaさんが何も言わずにいたのがいたたまれなくて帰ってきてしまった。でも、私(お母さんのことです)は勝手に上がったのではなくて、息子が勧めてくれたからそうしたんだけど、その言葉に乗った私が悪かった」という内容だった。

このことは、私には私の想いがあるのと同じにお母さんには別の思いがあると思っていた。
昨日彼にいろいろ言った中でも、このことには触れていた。
でも、お母さんが勘違いしているのは、私はお母さんが部屋に上がったことに嫌な気持ちになったわけじゃない。上がるのなら普通家にいる人に一声かけるもんじゃないのかなと思ったのだ。挨拶はどちらが先にとか言うわけじゃないけれど、後から来た人が声を掛けるんじゃないのかな、ずいぶん失礼なんだなと思ったのだ。そして、だから頭にきて席を立ったのではなく、私に声をかけないんだから私は席をはずしたほうがいいと思ってそうしたつもりだった。

いろいろ考えたけど、メールに返信するのではなく、電話をかけてみた。
「彼から何も聞いてなかったし、気を使って席を立ったのだけど嫌な思いをさせてしまったみたいですみませんでした。」
いきなりだったからびっくりしたようだったけど、最後に「それで電話かけてきてくれたの?」と言われたので、やっぱり電話にしてよかったんだなと思った。
私から何かがはがれたような気持ちになった。

事の流れからして、こんなふうに思っているのなら当日もらった用件のメールの前にこっちが先かと思ったので、昨日彼に言ったから、彼から何か聞いたのかなと思った。そうならずいぶん違って伝わっちゃってるなと思った。

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