母の日

2007年5月13日 二人の生活
二人で暮らし始めて一週間が過ぎた。
急なことで、お互いの親には会っていたけれど、親同士が顔を合わせる機会を今日に決めていた。
私の母は、彼のお母さんがどんな方なのかとても気にかかっていたようだった。

どこかで食事をしようかとも思ったけれど
私たちの部屋に招待することにした。

朝から二人で掃除をしながら
どのくらいの時間で、散会になるかとか話していた。
普通食事会とかだと二時間くらいだから、そのくらいかしらとも言っていた。
私は、もう少し長い時間を予想したら、彼は、そんなに話題が持つかと心配していた。

ふたを開けてみると、
同年代なこともあって、よくお話していた。
彼と私はそれを聞きながら、苦笑いしたり、大笑いしたり。
こちらの予想時間を大幅に延ばして
「そろそろ帰らないと」とやっと腰が上がった。

帰りがけ、母を駅まで送っていったとき
「おしゃべりが好きなお母さんね」なんてとぼけたことを言い出す。
「あちらも、おんなじこと思っていると思うよ」
でも、穏やかな時間が流れていたのはよかったです。

*〜*〜*

二人が帰って、ホッとして
ものすごく疲れたなぁと思ってつぶやいたら
彼が激しく同意してくれた。

自分たちの家で、ものすごくホッとした感覚を始めて味わった。
仕事から帰っても、あんまりそういう感覚はなかった。
いつも、デートの後彼と一緒にいられてとっても楽しくて、
うれしいのに自分の部屋に入るとホッとしていた。
その感覚。

こうして少しずつ、今までとは別のところが自分の家だと感じるようになるんだなぁ。
彼と待ち合わせて帰る事になった。
上りと下りの電車にそれぞれ乗ってくるので、ホームで待ち合わせた。
先に彼が着いていて、私のことを探しているのが見えて
なんだかうれしくなった。
二人で乗り換えのホームに向かっていると、私たちの前を歩いている女の子が
ノートパソコンを開いて、画面を見ながら階段を下りている。
どうやら、DVD鑑賞中らしい。

彼が笑いながら
「この子、どうしちゃったの?」と何度も言っていた。
いろんな道具が普及して、いろんな人が出てくる。
きっと、彼女にしてみたら、本を読みながら歩いている感覚と変わりないのかもしれない。
彼は仕事で夕飯がいらないという。
昨日彼に用があるから、実家に行って良いか聞いたら
「いいよ。そんなこと、聞かなくても帰って良いよ」と言ってくれた。
なんだか、すごくうれしかった。

仕事帰りに、今までと同じ電車に乗って実家に戻る。
ごんすけの散歩がてら、母が駅まで迎えに来てくれた。
小一時間で用を済ませて、母と食事をした。

そうだ!と思いついておろし金の使っていないのがないか聞いてみた。
すると、やっぱりいろいろ出てきました。
こんなのは?あんなのは?
おまけに、食べるものまで用意してくれて、親っていいなぁと思いました。
まだまだ週の半ば。
まるで、おままごとみたいな二人の生活を作っています。

朝は一緒に出かけて、帰りは私が先に家について、食事を作っています。

*〜*〜*

今日は近くのスーパーで小松菜としょうがが90円だった。
安いので購入。
レジで180円を支払って、「レジ袋不要」と告げてポイントをもらった。
なんだか、RPGみたい。

*〜*〜*

買ってきたばかりの、おいしそうなしょうがを摩り下ろそうとしたら、おろし金がなかった。ぅっっっ

小松菜を白和えにしようとして思い出した。
「料理酒」がみあたらないんだっけ。
確かこの前実家からもらってきていたのに、どこにもないし、しまった覚えもなくて、行方不明になっていたのを昨日気がついたんだった。みりんは買ってないし。

流し台の隣にカウンターを作ってもらうことになっているけれど、まだ叶っていなくて、調理スペースもない。

流しも狭いから、すぐに洗わないといっぱいになっちゃうし、洗いあげたものを置くスペースは、少ない調理スペースを侵食しているし。

今日は彼が昨日と一昨日より、1時間早く帰ってくるとメールをもらったから、私がシャワーを浴びる時間もないし。

ない ない なぁぃ!
っけ?ほんとに?

小麦粉買っても、入れておくものが無いし
ゴミ箱も部屋にひとつづつ欲しいのに、いちいちキッチンまで行かないとごみが捨てられないし、
ドレッサーは結局無いまま、鏡の前に並べてるだけだし
あれもないし、これもないし
けど、冷蔵庫にビールは入ってたりして。

まあ、なんとか。

PASM○便利!

2007年5月6日 日々
今まで使っていた定期を払い戻してもらった。
4月のはじめに、新しい定期を買ったとき、PASM○定期を作っていた。
払い戻してもらう窓口で、私はてっきりそれごと解約するのかと思っていたら
もうPASM○は使わないのかと聞かれた。
このあと、別の路線の定期を購入することを伝えたら

「じゃあ、定期情報だけ抜きますので」

へーそんなことができるのね〜いゃあん、PASM○って便利。
定期を使っているときもすんごい便利だわ〜と思っていたのに、さらに感じてしまった。

そして、別の路線の最寄駅で定期を購入したら
なんと、前に定期を買ったときに入力した私の基本情報が入っているので
そこでは私の名前を入れなくても、出てきたし、区間を入れるだけであっという間に
定期が出来上がって出てきたのでした。

SUICA定期を持っている人は知っているのかもしれませんが
彼と私は初体験で、びっくりで、感動でした。
さすがICだ〜。
PASM○ってすごーい。
引越しの最中、買出しに出かけて近くのスーパーめぐりをしていました。

ここはチェーン店だし大きいし、まあ無難な感じ。
ここは、生もの関係はあんまり良くなさそうだけど、乾物は安くて良いね。
ここは、大量購入できるものはいいね。

なんてことを言いながら、うろうろしていたら
急に後ろから手を伸ばして、私たちのすぐ横のものを
ひったくるように手に取り、消えていく若いカップルがいました。

なに?

その様子にも驚きましたが、その子が持っていったものを確認してもっと驚きました。
それは菖蒲。
そう、今日は良く考えたらこどもの日だった。
彼は季節のことには詳しいのに、なぜか菖蒲湯は知らなくて、入ったことが無いという。でも、待ちに待った末っ子の長男を菖蒲湯に入れないなんてコトは無いと思うの。たぶん、彼が覚えていないだけ。

137円一束の菖蒲を手にとって、レジに向かいました。

夜はもちろん、せまいユニットパスにお湯をためて、菖蒲湯に浸かった。

こころのこと

2007年4月25日 日々
音楽には、すごい力があって
タイムスリップできる。
何十年もの時間を飛び越えられる。
ひとつの曲は、悲しいことでも、うれしいことでも、その想いごとこころに残して、ふと耳にした同じ曲に同じ想いを甦らせる。

うれしいことや、甘酸っぱい思い出ならともかく
どうしても、甦って欲しくない光景を思い出す音楽は
とてもつらい気持ちなんだと 想像に難くない。

音楽ってすごいなと想う。

たやすく言葉にしたくないけど
がんばってって
想う。

私、二十歳過ぎまで、花火がとても、とても怖かった。
打ち上げ花火は大好きだったけれど、手持ち花火は持てなかった。気軽に楽しめる花火は遠くはなれて見て楽しんでいた。

二十歳頃は同年代が集まれば、夏は「花火!!」
いろんな花火を手に入れて、危ない遊び方をした。
男の子は思い切り、女の子はそれを見て
キャーキャー騒ぎ
思い切り暴れて楽しんでいた。
そんな騒ぐ場面では、私は中心にはいなくても、はしゃいで周りから盛り上げるそんな役回りだった。

私はその中で、どうしてもこわくてこわくて
人の背中に隠れて、震えていた。

「NaNaちゃんが、珍しくこんなとことで何してんの?」

人に言われてはじめて、花火が怖くて仕方ないことに気がついた。


1歳か2歳かとても小さい頃
母と二人で花火をして
飛び散った火花が
マッチ箱に落ち
一瞬で燃え上がり
母の前髪と眉毛を焼いたことがあったと
母に聞いた。

理由がわかれば恐怖心はなくなった。

自分では忘れている出来事でさえこんなに影響がある。
こころはとても傷つきやすい。
でも、こころは誰にも見えないの。
自分でも。

そして、その強度はそれぞれ違う。
もっている人ですら、その強度を知らないの。

強くて
弱い

弱くて
強い

その人に
なることは出来ないから
自分だったらと置き換える

置き換えたって
仕方ないけど
それしか
今の自分には出来ない

でも
それも
あんまり意味はなくて。



こころは大事
こころで動くし
こころで止まる
今日は、不動産屋さんから鍵を受け取っているはずです。
長崎市長選挙は、結果がとても気になった。
本当に僅差で市の課長が当選したことで、前市長の娘さんが悔しい思いで発した言葉がニュースで流れていた。

「父伊藤一長はその程度の存在でしたか??」

私はこの光景にちょっとびっくりしたけれど、私はその程度の存在じゃなかったから、長崎市民は課長にやってもらいたかったんじゃないのかなと思った。
伊藤元市長の遺志は、身内じゃないと継げないわけじゃない。
3期って12年間?伊藤市政にかかわってきて、その中で実績を上げている課長だったからじゃない?
どちらに遺志を継いでもらうかの選択としては、身内か一緒に仕事をしていた部下かということ。
市民は血よりも思いを受けていた人に託したいと思っただけでしょ?
血っていっても実際は義理だし。
これが本当の息子だったら違う結果だったかもしれないなとも思うけれど。
票がほとんど2分しているのだから、こんなに大きな存在だったということだと思うんだけど。

落選がわかった直後とはいえ、長女ももう少し考えてみたら、こんなコトバにはならなかったんじゃないのかとちょっと残念。
彼と一緒に住むことになりました。
いろいろあって、突然決まりました。
GWの前半で彼が、後半で私が引越します。
籍のことやら、式のことやらはあとからゆっくり。
考えることはいろいろありますが、まぁ、とりあえずやってみます。

ふー

2007年4月18日 日々
やれやれ やれやれ やれやれ やれやれ

気持ちがあるから、言うのはわかる

涙が出るほどうれしいけれど

その思いが そのことばが

私を困らす

それもこれもわかっているのに

軽減しようとしないのは

どうしてなの?

まだ始まったばかりなのに

もう

やれやれ やれやれ やれやれ やれやれ
11時頃机に向かって仕事をしているであろう彼に電話を入れます。
用件は「今日は何時にどこで待ち合わせるかについて」

ところが、女性の声で「ただいま電話に出られません」とか言うじゃないですか。
トイレにでも行ってるのかしら?タイミングが悪いのね。と思ってました。
すぐにでもかけなおしてくるのかと思えば、1時間経ってもかかってきません。
いくらなんでも、昼だから休んでいるに違いないと思って、もう一度かけましたが、同じ事です。
どういうことかしら。なんなのかしら。

しばらく、部屋を出ていたら、私が電話をした2分後くらいに彼から電話があったようでした。
何度か着信があって、それでも私が出なかったので、メールも届いていました。

「ごめーん、セミナーで◇◇◇にいます。終わるのが16時50分」
・・・・。
先日のメールで「14日は仕事です」と言われたので、てっきり会社でたまった仕事を片付けるつもりなのかと思いましたよ。どおりで、車で行くなんて考えなかったはずですわ。
とりあえず適当に出発しました。
ナビの目的地は、本日泊まる予定の場所。
高速を使わないなら、家から彼の家の近くを通っていくようです。
土曜日の夕方、車は徐々に混み始めています。

4時半過ぎ彼から着信がありました。
やれやれ。

「今終わった。今どこ?運転中?」
「運転中、高速使わないならあなたのうちの近くを通るみたいだから向かってるけど、いつもの道のこのあたりです。混み始めてる」(「行間」に書いたように、私には「何で車で行かなきゃならないの?!」という想いがあるので、ちょっと不機嫌)

「おっっ怒ってる、怒ってる。で、どんなルートでくるの?」

私としては、こういう話は前日に終わらせたいところだったんです。
だって、初めて通る道だし、どこで彼と待ち合わせるかとか、大事なことだと思うのよ。

「え〜わからないよ。246をつかうみたいだけど。」

「あー、そう。246は混むから駒沢通りに入るのが良いんだけどね。」

「え〜じゃあどうやって駒沢通りに入るの?」

「一度246には入らないといけないか・・・どっかで右に行けば、入れるよ。こっちはどうすれば良い?地下鉄に入ると、つながらなくなっちゃうからなぁ。一応JRで向かうね、あとはメールすれば良いか」

「私、知らない道に入るから、メールできるかわからないよ〜」

「うん、まあとにかくJRにのるから」

も〜昨日のうちにどこにいるか教えてくれれば、ルートだって前もって設定できたのに。
と、私はさらに不機嫌になりましたが、キーワードは「駒沢通り」。
幸いにも一本道が混んでてだらだら運転。
どうしたら駒沢通りに行かれるのか検討しました。
ナビの地図は渋滞の黄色マークと赤マークが徐々に侵食始めていました。
調べるうち、見知った道が駒沢通りに近づけると判明。
だとすると、JRの駅ではどこが便利か・・・がんばれば・・・

信号で止まれたのでメールを送りました。
「目黒でお願いします」
「目黒だね了解。気をつけて運転してね。」

渋滞を回避して順調に進んでいると、電話がかかってきた。
・・・運転中なんですけど。

でも、ここで私が駒沢通りを目指していることを伝えたら、目黒でなくて東横線の駅に移動してくれることになった。たぶん、中目黒で大丈夫と伝えて電話を切った。

ほどなくしてメールをおくる。
「駒沢通り入った」
時間がないから簡潔メール。

「もうすぐだね。TOKYOの番組なんだっけ?あれみたいで面白い!!まもなく中目黒。一度降りる。次の指示は?」

なんだこりゃ。完全に遊んでるわ〜私は結構必死なのに。

でも、次の指示を待っているようなので
「祐天寺は?」

また電話がかかってくる。
中目黒で下車したので、電話ができるようになったらしい。
駒沢公園を通過したのか、もう一つ二つ移動できるけど、祐天寺で良いのか、ということだったけど何しろ駅を認識するのに時間がかかるから、祐天寺でお願いした。このときまだ駒沢公園は通過していなかったけど、運転に必要な状況の認識とナビとメールと電話に必死で、周りの景色には意識がいかないから通過したのかしないのか、言えなかった。
けど、合流地点もはっきりしたし、余裕ができてしばらく走ると公園を通過したのがわかった。

「駒沢公園通過しました」
メールを送ると着信が。
だから、運転中なんだってば!

祐天寺の改札を抜けて良いかの確認だった。
良いです。できれば駒沢通りまで出てきてくれるとうれしいけど、わからないならそこにいてほしいというだけ言って切った。

5分も経たずに駅へ向かう道に入る。
この道は、歩道と車道の区別もなく、歩行者も車がいるからといって避けるわけでもない。
あぶないみちだなぁと思いながら駅に向かってたら、突然すぐ前で手をあげている人を発見。
彼だった。

私は緊張の連続の運転の最後が歩行者の攻撃だったので、もう限界。
彼に運転席に乗り込んでもらって、脱力感に浸っている私の脇で、彼は大興奮!

「あのTOKYOの番組なんだっけ?」

「鉄○DASHね・・・」

「そうそう、それみたいだったの。すごく面白かったの!!」

彼は相当楽しんだらしい・・・。またやりたい!!ぐらいの勢い。
そして、私はあまりの脱力感から、「なんで車で!!」っていう気持ちさえも薄れてました。
メールのやりとり。

私→彼「週末の予定は?今なら選べるけど、もう少し待ってみる?」
週末に近くに泊まりに行くことがある。前日や当日になって空いてるかな?と探すときもあれば、少し前から予約することもある。今週はどうするかな?と思って聞いてみたのです。

彼→私「14は仕事だけど、夕方まで。どっか取ろうか!」
するとこんな返事が返ってきました。正直がっかりしてまして、けど、「どっか取ろうか」の後には”?”でなくて”!”だったので、調べてみました。

「会議中失礼します。○○は○○円、△△は△△円、××はどこのサイトでも空いてませんでした。どうしたらいい?」
以前に泊まった事があるところを幾つか見て、空いてるところピックアップして聞いてみました。○○は家に比較的近いところ、△△はつい先日旅行と称して二泊したところでした。

「どちらでも可。都内までクルマでこれる?いつもみたいに電車で来る?」
翌日になった彼の返信メールはこんな調子でした。
うーん、「どちらでも可」となっているわりには、都内が良いみたいじゃない?しかもクルマで?都内ならば電車のほうがずっと楽なんだけど、クルマで行く意味がわからないなぁ。

「都内なら電車かな?あなたが車で行くでしょ?」
通常、土曜日に仕事に行くなら、会社まで自分の車で行くことが多い。二台目の車を持ってからは頻繁に載っているし、なんでかしら?と思いながらメールを送ったのですが。

「sub:くるまかぁ〜 Message:遅くなりました。クルマは考えなかったわ。」
私が送ってからまるまる一日以上経ってから返信がありました。メールが行って帰ってくるのに何でこんなに時間がかかるのかしら?しかも!これだけ?内容はこれだけなの?
自分は車で行かないから、私にクルマで来てってこと?

「△△のパーキングは、155センチ以下になってるけど、私の車は大丈夫だっけ?」
できれば、クルマで都内には行きたくないので、少々不都合が生じると抵抗してみる。
私の車はたぶん入れないと思うんですが。の意。

「168センチ?デカ!一応車検証でのチェックが必要かな?電話して背が高いんだけどって相談してみるか?」
手近にあるネットで調べた様子のメールが戻ってきた。え〜車検証みたり、電話入れて確認したりしなくちゃいけないの?
しかも、この文章では「電話して相談してみる」のは私がやるってことでしょ?
そんなにまでして、車で行かなきゃいけないの?

「駐車場の件聞きました。車高が高い場合は近隣の駐車場を案内しているそうです。24時間最大2000円だそうです。」
彼の返事に納得できなかった私は、翌日になって問い合わせてメールしました。

「では、ほぼ同じだね。では車で来る?OKだよん」
「では、車で来る?」くる?ってどういうことさ。「OKだよん」?OKってさぁ、別に私は電車で行きたいんですけど・・・・。

「では、そのように予約しておきます。何時に仕事が終わる予定ですか?ずっとひとりであそこまで行かなきゃなの?」
もう、いい加減やけになってきていました。仕事は何時に終わるのさっ。彼の会社から乗り換えはあっても5駅ほどしか離れていないその場所に行くのに、どこで待ち合わせるのさっっっ。
結局なんでも自分の言うとおりに私を動かしてっっっ。
さっっっっ!!てっっっ!!

「いろいろ、ありがとう。仕事は5時か5時半くらいかな。どこかまで出ようか?」
いいえ、どうしたしまして。5時半に終わる予定ならば、6時過ぎに到着予定で、連絡しておきます。
で、「どこかまで出ようか?」あの・・・私のメールでは、言葉こそ違いますが「どこまで来てくれるの?」と聞いているつもりなのですが。そりゃさ、私だって言葉が足りないと思うけどさ。

もう、いいやと思って返信しないでおきました。
朝、またこの間みたいに仕事中の会社に電話して打ち合わせれば良いやと思ったのです。
とりあえず経路だけ確認しておきました。

彼に会って食事しながらどうして、今日のデートで車が必要だったのか聞いてみました。
すると・・・なんて言ったと思います?

「NaNaちゃんが車で来たがってたんじゃない。なんか、やけに張り切ってるなぁと思ってたんだ。先週はNaNaちゃんの車を出さなかったから、運転したいんだなぁと思ってたんだけど・・・」

えっ?
びっくり仰天とはまさにこのこと。
彼にこのメールのやりとりを最初から見せました。
あなたが車で来いって言ってたんだよ。と。
そんなつもりはなかったらしいんだけど、私がみせたやり取りはどうにも私の言うとおりに感じたらしく自分の携帯もチェックしてました。

私の読み方が間違ってたのかしら?どう思います?
デートの最中、彼はいろんな女の子に目が行く。
「女子高生いいねぇ」
「おっかわいいかっこしてる」
「ギャル発見」
ぜんぜん顔が見えないときにでさえ「かわいい子発見」

いちいち怒ってたときもあったけど、今は
「そうだねぇ」とか
「子供じゃない」とか
「本当にギャル?」とか、
すれ違ったあとから「ほんとにかわいかった?」とか言って適当にしている。

デートの最中、二人きりになっていちゃいちゃはじめながら、彼が言った。
「本当は女子高生が良いけど、仕方ないからNaNaちゃんでいいや」

思ってもみない言葉は、頭に入ってくるまでに時間がかかる。
そして、入ってきたとき、悲しくなるとか、嫌な気持ちになるとかそういうことじゃなくて
「こんなことを、言わせたままにしておいたらいけない」
そう感じて、彼の腕をすりぬけた。
「女子高生のところに行って良いですよ」
すり抜けたつもりがまだ彼の腕の中にいて、その彼は笑いながら、もう一度言った。
「本当は女子高生が良いけど、仕方ないからNaNaちゃんでいいや」
ふざけてるのもわかるけど、こんな言われ方されたままにして良いわけがない。
「いや」
笑いながらふざけて、冗談を言っているつもりなんだ。
「どうして?どうして?」

「いや、本当にいや」

そこで初めて自分がなにを言ったのか気付いたのか
「冗談だったのに、本当に怒っちゃったの?」

私は何も言わない。

「冗談で言ったの・・・、怒っちゃった?ごめんなさい」

怒ったわけでもない。
でも、この「ごめんなさい」で無しにしても良いものなんだろうかと考えていて
しばらく沈黙があった。

すると彼がもう一度
「冗談だったんだよ。ごめんなさい。」と言ってきた。

怒っているわけではないし、これ以上引っ張ってもそれこそ仕方ないかと思った。
そのあとは、いつもどおりのデート。

けれど

今ごろになってもまだ

あんなこと

言われてて、良いのだろうかと考えている。

まだというか、だからというか

私の心に

棘がささったままになっているように

そこが

炎症をおこしはじめているように

力尽きた感じ

2007年4月4日 日々
以前日記を書いていたとき、「1日1ページ」と決めていた。
一行だけしかかかなくても良いから、1日1ページ使うと。
そして、枕の下に日記帳を置いて、寝る前の一時を日記を書く時間にあてた。
すると・・・不思議と毎日書くようになって、あるときを境に書かなくなったけれど、ずいぶん長い間日記をつけていた。

ふと思い立って、何でも良いから1ヶ月間毎日更新してみようと決めてみた。
で、一ヶ月たったら力尽きちゃった。
また、のんき更新に逆戻り。

退職祝い

2007年4月1日 日々
母が退職したので弟と2人で席を作った。
子供がいるので、個室があるところを探して、結局弟が結婚する時にお嫁さんのおうちと顔合わせをしたところと同じ場所を予約した。
夜ご飯を予定していたので、それまでの時間は彼とデート。
会った時に事情を話して、一緒にどうかと誘ってみた。

「今日は行かない。家族でやるのがいいよ。」

なんだか突き放されたみたいで悲しくなった。

「まだ、家族予備軍だから、今日は行かない。」

ちょっと答えがやわらかくなったのかな?
急な話しだし、しかたないか。
「急な話」は彼の得意とするところなんだけど・・・
残念。

*〜*〜*

退職祝いの会は楽しく過ごした。
お嫁さんからもらった「バスタイムリラックスグッズ」は早速使われている。
彼が借りている駐車場は、駐車場代を払わないと、次年度の定期がもらえない。あたりまえか。
昨日駐車場の係の人に来年度の定期の用意があると言われたのに、払ってなかったので貰えなかった。
彼が「明日払いに行かなきゃ」と言うので、私がかわりに行くことにした。
なんだか、こういうのうれしい。
払い込み完了。
車を家の前に停める時、うちの並びの道に入るとすぐに音楽を小さくする。

彼のことが好きだなぁと思う。
同じようなことを言われて育ってきたと、安心する。

イメージ

2007年3月24日 日々
安藤美姫ちゃんの衣装が、どうも彼女に合わないと思うです。
オリンピックの時に「どうしてこうなっちゃったかな」と思いましたので、最近はそれでも、よくなっていると思うのですが、今日の世界選手権の赤い衣装も・・・・。色はステキですけど。

彼女のプログラムも、もう少し美姫ちゃんのかわいさとか、女性らしさとかが表現できるといいのになと思ってしまいます。

私の「安藤美姫ちゃん」のイメージはもっとかわいらしくて、女性らしい柔らかさなのに、氷上での彼女はもっと力強い感じ。
もっともっと、柔らかい雰囲気を持っている気がするんだけど、あの世代特有の「大人」にあこがれる気持ちが強く出ている気がして、もったいない気持ちになってしまいました。

けど、私の「安藤美姫ちゃん」のイメージは、私のものでしかなくて、本当の彼女がとてもよく表現で来ているのかも知れない。
きっとそうなんでしょうね。

安藤美姫ちゃんも、浅田真央ちゃんも、精一杯やった人の涙はとてもきれいだなぁと思いました。

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