お惣菜

2008年5月13日 二人の生活
食事をして帰ると、彼は食事中だった。
机の上には、近くのスーパーで買ったお惣菜と、お弁当。
メールでは1時間近く前に家についていたはずなのに、まだまだ真っ最中だった。

「大失敗だったの。」
残念そうにつぶやいていて、お皿を見るとカツとその衣だけになったものがざっくり残っていた。
「みて、こんなに衣ばっかりで、しかもおいしくないの。」

「そう、残念だったね。」
「うん。どれもこれもまずくて、もう嫌になっちゃった。」

「そうか、昨日の煮物もどき食べなかったのね。」
「帰ってきて、そういえばあったなぁと思って。」

「そう、言っておけばよかったね」(言ったけど)
「なんか、おいしくないの」

「火は入れないといけないからあったまったら食べる?」
「ううん、いらない。なんか、もう食べたくない」

「私の作ったお料理に慣れてきて、こういうものが食べられなくなっちゃったんじゃない?」(と言ってみる)
「うん、そうみたい」

あらっっなんだか、肩透かし食ったみたい。

「うん、そうみたい。煙草吸わなくなったら、グルメになったみたい」

うっっ煙草なのね・・・・

お惣菜って便利だけど、週末はよく食べたけど
全部おんなじ味で、飽きちゃった。
スーパーが違っても、なんで同じ味なんだろうと不思議です。

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