運命

2008年4月21日 日々
先日、父と会って
私の周りには、気持ちのいい人間が多いなぁと思った。

心持ひとつで、良く思えたり、悪く思ったり
だから、なんでも良く考えられると
みんなが気持ちよくいられる。

特に、人のことは自分ではどうにもならないんだから
良く考えればいいことなのに、そう考えられない人がたくさんいる。

私はできるだけそういう人とは距離を置いてきた。
さわらぬ神にたたりなし。
そう思ってきた。

たぶん、私の近くの人たちはそう考えている人が多いんじゃないのかなと思った。

*〜*〜*

父の病気は最初、人間ドックでみつかったそうだ。
このまま手術をしないでいるのは「爆弾を抱えているのと同じですよ」といわれたそうだ。
けど、その手術の成功率は85%。
その確率が高いのか低いのかはその人の考え方次第。

父は「この病気になったのも運命だから、このままでいよう」と一度は決心したんだとか。
ところが主治医に「見つかったのも運命ですよ」と言われて、手術を受けることしたようだ。

病気の話をしている時に父が言った。

腕のいい医者も、そうじゃない医者もいる。
自分は、わざわざ評判を聞いて主治医を変える考えは全く無かった。
たまたま主治医になった、その人の腕がいいのも悪いのも自分の運命だから。
腕が良くても100%安全な手術はないし、腕が悪くても100%だめなわけでもない。
それに、医者も失敗してうまくなっていくもんだよ。

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