役所に電話をかけました。
日曜祝日、いつでも出せるのは知っていたけど
確認の為。

「はい、○○○役所です」
『明日、書類を提出したいのですが、受け取ってもらえるのですか?』
「書類ってどんな書類ですか?」
『婚姻届です』
「はい、大丈夫です。裏門のところにインターホンがあるのでそこから呼び出してください。」
『時間は、ありますか?』
「基本的にはいつでもいいですけど、常識的な時間にしてもらえるとありがたいです。」
『わかりました。ありがとうございます』

切った後に妙におかしくなりました。
"常識的な時間"という表現に。

*〜*〜*

実家に忘れ物を取りに行った彼がぶつぶつ言っていた。

「まったく、昨日と言ってることが違うんだから、嫌んなっちゃうよ。」

「どうしたの?」

「明日お墓参り2人で行くんでしょって言うから、行くよって言ったら、それこそ私が立てたお墓だからNaNaさんにはお墓参りしてほしくないとか言うんだよ。まったく。」

「そうなんだ。」

「もう、昨日と言ってることが全然違うじゃないか。」

「そうだね」人の親捕まえて何だけど・・・そんな事言って彼が困ると思えないのかしら?それに、私がそのお墓を大事に思えなくなるとも考えられないんだろう。私がお墓を大事に思えなかったら、どんなことになるのか、ちょっと頭を使えばわかるだろうに。
それから、やっぱり彼と2人で話をしに行ってよかったと思った。お母さんと話をして、お母さんは自分に都合が良いように、言ってることや記憶がどんどんかわっちゃう人なんだと実感。

「下で(受付や事務所がある建物のロビーのことです。椅子や机がたくさん置いてあって、給茶機もありちょっと立ち寄れる場所です)またしておけって言うんだよ。」

「ふうん、そんな事言ったら私がお墓を大事に思えなくなるとか考えないのかしらね。言ってしまえば別に私にとっては別にどっちでもいい物だもん。あなたのお父さんが入ってるからと思うから、あなたが大事に思ってるお墓参りだから一緒に行くだけで。」

「わかってるよ。」

あっちにも、こっちにもいろいろ言われたんじゃ、彼がかわいそうだからそれでおしまいになったけど。

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