点検?

2008年2月23日 二人の生活
平日は、私が夕食の仕度をしているけど、土日は一緒にいるので、外食したり(めったにないけど)お刺身などを買ってきたりしている。
家にいる時の食事はとても不規則なので、へんな時間に急にお腹が減る。
大抵は彼のほうが先に空腹感に見舞われるので、「夕ご飯どうする?」と聞いてくる。
「どうしようか・・」考えていると提案されることも、「どうする?どうする?」としつこく聞かれることもある。

今日は彼が提案してきた。
「今日の夕食は、冷蔵庫一掃作戦で行きませんか?」

冷蔵庫に入っている、中途半端にあまっているもの

たとえば、もらったままになっている塩辛。
たとえば、作り置いて冷凍してあるカレー。
たとえば、どこからもらってきたかわからない、おやつソーセージ。
たとえば、この前作って冷凍しておいた餃子。

彼は嬉々として冷蔵庫をあさり始めた。

「このもやしは?」「昨日かったばっかりだよ。」「昨日か・・・大丈夫。」
「納豆は1個ずつたべようね。」「いいよ」

「ここに入っているジャガイモとたまねぎは?おっこのサツマイモは大丈夫?」「あー、ジャガイモとたまねぎは大丈夫だけど、サツマイモは無理だとおもう。」
きってみて
「NaNaちゃん、こんな色になってる。駄目だね。」「うん。」

「なんか、家の冷蔵庫、あんまり食べるもの入ってないね。」
「うん、その都度買うようにしてるからね。」
「なんだ、いろいろ出てくるかと思ったけど、サツマイモだけだった。」
「あー、サツマイモは知ってたんだよね。けど、見ない振りしてたの。」
「知ってたんだ。これって買ってきたの?それとも家でもらったやつ?」
「どうだったかな。忘れちゃった。」

そうか、彼は点検してたんだわ。
変にムダにしてると思われていたらしいことはちょっと心外だったけど、でも、汚れてるところもキレイにしてくれたし、疑惑が晴れてよかった良かった。
「点検」と言うと、聞こえ方はあんまりよくないかもしれないけど、家のことを、ちゃんと自分のこととして考えてるんだと思って、こういうことは歓迎しようと思っています。

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