敵は同類

2007年3月5日
仕事を始めてすぐのころは、そんな事考えたこともなかった。
小さい会社だったし、みんな一生懸命に働いていて「ずる」しようとか考えていた人はあまりいなかったからだと思う。
次の職場で聞いた。

「女性の敵は女性だよ。」

会社の中で、社会の中で頑張っていると認めてもらおうと、一生懸命仕事をしようとしている女性の足を引っ張っているのは、認めてもらわなくったっていい、適当に仕事をして、ある程度お給料をもらっていればいい、できたら仕事はしたくないと思っている、女性だった。それは今でも、いつでもそう。

最近、同じ事を思う。
「愛煙家の敵は愛煙家」

毎朝、出会うおじさんのうち三人が、愛煙家でいらっしゃる。
道々、タバコを吸われるのですが、ご当人たちはさわやかな朝の空気で気持ちよくタバコをすっているのでしょうけれど、こちらは火をつけた瞬間から、消すまでの間の道がタバコくさくてたまらない。おまけに吸殻は ぽいっ なもんだから、余計に気になる。
年があけてから、市内歩行喫煙禁止条例が施行されている。
新聞に挟まっている行政報に載っていたので知った。
いつ「市内歩行喫煙は禁止になりましたよ」と言おうか考えている。

これだけ喫煙できるところが少なくなっている現状を考えて、もう少しタバコを吸わない人に配慮していれば、禁煙場所が拡大することはないのになと思う。でも、大半は「ここは禁煙じゃないでしょ」と遠慮なく喫煙するから、吸えない場所として決められていくのに。
ちゃんとマナーを持っている愛煙家の方も多いのでしょうが、煙と臭いと言うやつはとても厄介で、広く充満していくものです。喫煙している方の思っている以上に広がっているそれらに出会うと、「気を遣っている」と思えば我慢もしますが、そうじゃないと・・・・

昨年末から彼が禁煙を始めた。
もう三ヶ月以上続いている。
「禁煙なんて簡単」と言い切っていた彼も、ちょっと前は煙草を吸っちゃった夢を見たとか。
自分で思っている以上に我慢しているんだと、「頑張れ」な気持ちになっている。

コメント