今週の勝敗・五月の結果

今週の勝敗
1勝1敗3分け
5月は
4勝12敗2分け

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いつも電車に乗る位置にたどり着くと、女性がしゃがみこんでお化粧をしていた。
あらら、お寝坊さんになっちゃったかなとちょっとおかしかった。
翌々日また同じ女性が同じようにしゃがみこんでお化粧していた。
母は、その人をみて「こんなところでお化粧なんてして・・・」と気になる様子だった。
気になると、目が留まる。一日おきに彼女と遭遇していることに気がついた。
どうやら、この電車の待ち時間も彼女の支度の時間に組み込まれているのですね。母は「人の目は気にならないのかしら？」とあきれていた。

月曜日いつもと違う場所に乗ってみた。場所によって混み具合が違うので、ずっと立っているにしても、ぎゅうぎゅぅでつらいより比較的空いているほうが良いと思った。
斜め前に座っている女の子が、隣の人にもたれかかって爆睡していた。
しかも、お化粧の途中で、激しい睡魔に襲われたらしく、ポーチが開けっ放し、手になにやら持ちっぱなし。
自分の部屋でだって、こんな中途半端に寝ちゃうことなんてあんまりないよねって母と二人で笑いをかみ殺すのに必死だった。
電車では、もたれかかっちゃう時って、重心が悪いらしくいくら直しても同じように傾いちゃうのは知ってるんですけれど、隣の人とは絶対に他人だよな〜と思うのに、熱々の二人のようにもたれあって寝てる人とかいるとおかしくなっちゃいます。
でも、その女の子は寝方といい寝ている状況といい、なんとも人目って気にならないのかなと、不思議になってしまいました。
しかもそんなに縛睡していたのに途中で目が覚めてちゃんと降りていったのは、すごかった。

相変わらず、一日おきにお化粧中の彼女に会う。
もちろん同じ電車に乗るわけで、近くに立っていた彼女をふと見るとバックから顔を出していた本が「バレエをはじめよう」とかそんなタイトルの本。
お化粧もそうだけど、ダンスもバレエも「表現する」と言う意味でも人の目を意識するアイテム。なんか気持ちのベクトルが違っている気がした。