たくらみ

2004年4月12日
この情勢で建物内の警備が少々厳しくなった。らしい。
4月から新たに配属になった人のカード(胸に下げる身分証)が予定よりも早く支給されたり、建物入り口にいる警備員さんの脇に今までなかった手荷物チェック用の机が置かれたりしている。
4月1日席について一番初めに、その身分証を「下げててください」ともらった。でも、名前はテプラだし写真は別の人のものだし、"ま、とりあえず"というものでした。(その後写真はデジカメで撮ってもらってシールで貼るという荒技が登場。それはいいのか?と思ったのですが。)

身分証はある意味外の人は中の人との区別、すべての人の顔を覚えられないので、自分は中の人間だと証明するものと思っている。逆に言えば中の人とみんながわかるほど少ない人数のところではいらないし、誰もが関係者とわかっている人は必要ないはず。
私はただの臨時雇われだし、そりゃ下げてなければ「ちょっとそこのあなた」ってことになっちゃうだろうと思って下げていた。

ら、同じ場所の同じ立場の先輩(仕事内容は若干違いますが) が臨時の私たちは下げていては「いけない」と言って来た。
同じ臨時のほかの人たちは与えられないのだそうだ。
私は実はこの中ではわりと中枢にいて、警備員さんが入り口にたっているフロアに出入りするため、与えられたのでそこに行く以外はしては「いけない」という。その人が始めに身分証をもらったときにそういわれたらしい。

ふーん、そうなんだ。

席付近ではそんなものぶら下げている人はほとんどいなくて、みんな席をはずすときに見えるようにつけていく。
そりゃそうですよね。自分を知っている人の中で自分を証明する必要などないもの。そういう意味でも私はつけていなくちゃいけないのだと思っていた。
外の人が尋ねてきたときに名札があれば中の人と認識されるし、名前がわかれば安心することもあるだろうし。
でも、その人が言うには私はしては「いけない」らしい。
私はなんだ、しなくていいのね。そう受け止めた。

で、実はたくらんでいることがある。

一日に2回行く警備員さんが立っているその階に、わたしは下げずに行こうと思っている。
めざせ顔パス。
警備員さんに、認識してもらえれば、問題ないもんね。
実際今の上司は顔パスなんだって言っていた。以前からこの付近にいるためと思われますが。
では、私もです。

ただ、もうひとつの階は、金属探知機まで置いてあって(空港にあるあのゲートです。) さすがに中枢中の中枢。週一回じゃちとムリと思うからあえてチャレンジはしませんが。

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