対決!
2004年3月28日 彼のこと・彼とのこと彼はテレビをつけながら、寝てしまう。
テレビを消したり、めがねをはずそうとすると
「みてる。」
みてないし・・・とおもいつつ、
「ごめんなさい」そのまま私はまた、眠りに落ちる。
今日はなんとか「みてる」といいつつもめがねをはずさせて、テレビを消させてくれた。
部屋の明かりを落としてわたしも、本格的に眠りに落ちる。
「かゆい!」
その一言で彼が飛び起きた。
続けて部屋の明かりを皓々とつける。
「蚊に喰われた!ここどうなってる?」
寝ぼけ眼で言われた場所を見てみると、確かに蚊に喰われている。しかも、全部で4ヶ所。
私はかなり美味しい血を持ってるらしく、その場に何人居ようとも私が一番先に喰われる。ことが多いのに、彼がそんなに喰われていても、私は無傷だった。
「あなたって、相当美味しいのね。」
「かゆい!絶対に退治してやる!」
彼はムキになっている。
私はかゆくないし、ねむいし早く寝たいんだけど、部屋は明るいし彼は殺気立ってるし。彼の空気が
「寝てるのかい、こんなにかゆいのに、ねるのかい。」といっている。
仕方ないから、絶対に見つからないとおもいつつも、探してみた。
しばらくして
「いた!やっぱりいた。」
彼の血をたくさん吸って身体が重い蚊は、ふらふらと漂っていた。
思わず反射的に叩いてみた。
パチン!
失敗
パチン!パチン!
大失敗
ここでヤツを見逃したら、後で何言われるかわからないから必死に目で追いかける。
『いる?』彼が私に聞いてきた。
彼は見逃したらしい。けど、わたしの視界にまだヤツはいる。
「いるいる。」
『俺が取る。どこ?』
「あの、ドアノブのところ」
ティシューを持った彼は、でも、採りきれなかった。
またもや漂う蚊。
でも私はその行方をしっかり捉えていた。
「こっちこっち。あそこ。」
ぶちっ
と音がしたかと思うくらい、まんまとしとめた彼だった。
私たちの間に妙な達成感が生まれた。
ベッドに戻り、私はそのまま眠りに落ちる、が、彼はまたもやテレビを見始めてしまった。
テレビを消したり、めがねをはずそうとすると
「みてる。」
みてないし・・・とおもいつつ、
「ごめんなさい」そのまま私はまた、眠りに落ちる。
今日はなんとか「みてる」といいつつもめがねをはずさせて、テレビを消させてくれた。
部屋の明かりを落としてわたしも、本格的に眠りに落ちる。
「かゆい!」
その一言で彼が飛び起きた。
続けて部屋の明かりを皓々とつける。
「蚊に喰われた!ここどうなってる?」
寝ぼけ眼で言われた場所を見てみると、確かに蚊に喰われている。しかも、全部で4ヶ所。
私はかなり美味しい血を持ってるらしく、その場に何人居ようとも私が一番先に喰われる。ことが多いのに、彼がそんなに喰われていても、私は無傷だった。
「あなたって、相当美味しいのね。」
「かゆい!絶対に退治してやる!」
彼はムキになっている。
私はかゆくないし、ねむいし早く寝たいんだけど、部屋は明るいし彼は殺気立ってるし。彼の空気が
「寝てるのかい、こんなにかゆいのに、ねるのかい。」といっている。
仕方ないから、絶対に見つからないとおもいつつも、探してみた。
しばらくして
「いた!やっぱりいた。」
彼の血をたくさん吸って身体が重い蚊は、ふらふらと漂っていた。
思わず反射的に叩いてみた。
パチン!
失敗
パチン!パチン!
大失敗
ここでヤツを見逃したら、後で何言われるかわからないから必死に目で追いかける。
『いる?』彼が私に聞いてきた。
彼は見逃したらしい。けど、わたしの視界にまだヤツはいる。
「いるいる。」
『俺が取る。どこ?』
「あの、ドアノブのところ」
ティシューを持った彼は、でも、採りきれなかった。
またもや漂う蚊。
でも私はその行方をしっかり捉えていた。
「こっちこっち。あそこ。」
ぶちっ
と音がしたかと思うくらい、まんまとしとめた彼だった。
私たちの間に妙な達成感が生まれた。
ベッドに戻り、私はそのまま眠りに落ちる、が、彼はまたもやテレビを見始めてしまった。
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