たぶん、私と彼はとても似ている。
これだけは譲れない、そんなところはとても堅くて けれど、とても小さい。
どちらでも、何でもいい事はなんと多くて広い。
そして、自分の気持ちを、謎をかけるみたいに、言葉をさがす、ふやす。そして、減らす。
聞いた言葉にはいろんな意味を考える。

日曜日に夜ご飯の途中で、祝日は昼からなら会えると彼は言った。
けれど、その後で地元のパチンコ屋さんに行きたいとも言っていた。
だから、私はあきらめたの。
お休みには、たまには開放してあげなくちゃいけないかしらと、思った。
1日、いろいろやりたいことがあるんだろうな。

前にも書いたけれど、彼のパチンコ屋さん好きは趣味だから、私が踊りに行くように、好きなだけ出来る日をあげなくちゃなぁと思った。
私と一緒のときは、いい加減のところで私が帰ると言い張るので(もちろん出ているときは、そんな事言いませんが)彼は思う存分出来ないでいる。

でも、でもやっぱり会いたいからそうメールした
「べつにやりたい訳じゃないんだよ。午前中年賀状書いて、午後から空くならやれるかなと思っただけで。いつもどおりに会えるよ。」
なんだ、そうか。

会いたくないなら、仕方ないや。
私がそう思って、会わなくていいと言うと、
彼は私が会いたくないと、会えないと思っていると思うらしい。

言葉にまぎれて、本当の気持ちがかくれちゃう。
そんな気がしました。

最近、とてもとても強く彼の事を想う。
とてもとても。
気持ちがあふれて。
帰り際、言葉だけが飛び出してしまいました。

「私は決まってるよ。」
何が?と聞く彼の言葉には、答えられずにもう一度繰り返した。
「私は決まってるから。」
だから何が?

今、後悔しています。
ちゃんと話さなくちゃいけなかった。
でないと、彼の解釈をされちゃう。
私の気持ちが、ちがうところにいっちゃう。
こんどは、ちゃんと。

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