両親の離婚
2003年10月31日友達と4ヵ月ぶりくらいに会って食事をした。
前回、友達のご両親が離婚したと聞いていたので
少々立ち入った事ではありますが、いきさつなどを聞きました。
お母さんがご病気なのとか、おばあさんをお父さんが面倒見ているとか
とても簡単な話ではなかったので、その後を聞いてみましたら・・・・
お父さんが再婚していました。
彼女はしきりにだまされたと怒っていた。
お母さんが、彼女に一緒に住むための家を買ってくれと言ったとか。
彼女はとても怒っていました。
友達は昨年10歳年下の彼と結婚したばかり。
その結婚も、ご両親の大反対を1年がかりで説得して、納得してもらってした結婚だった。
それなのに、1年も経たないうちにそのご両親が離婚なんてちょっと気の毒・・・と思っていたので彼女の怒りももっともなのかもしれませんが。
でも、私にはあんまり理解できない事も多かった。
お父さんには親しい茶飲み友達だと、聞かされていたのに離婚して半年も経たずに再婚するなんて、だまされた。
ものすごく思いつめたような表情で、怒りが伝わってきました。
でも離婚するときは本当に茶飲み友達だったのかもしれないし。その人が好きだったから、どうしても籍をぬいて事を進めたかったのかもしれないし。その辺は信じてあげないと、お父さんがかわいそうだなと思ってしまった。
しかも相手が居ながら別の人を好きになるなんて考えられないと、病気の妻を捨ててそんな事と、さらに怒りは増すばかりで。
まあ、それは正論だし私だって今はあんまり理解できないけれど、好きな感情って自分でも止められないこともあるから。
お母さんは 彼にも彼女にもお金がなくて、それが結婚を反対された理由のひとつで、だから両親が納得する金額を、二人で仕事のほかにバイトして貯めてから結婚したのに。なのにその二人に自分と一緒に住む家を買えって、そんなの自分勝手すぎる。
まあね、たしかに自分勝手にも聞こえますね。
でもできないんなら、そんな事出来ないよってそれで終わりでいいんじゃないかな。そんなに怒ると疲れちゃうよ。
確かに彼女はご両親を納得させるまで結婚するのを待っていたりしたけれど、ご両親の人生にそこまで、気持ちが入ってしまうものなのかしら。
仲が良いと信じていたものが、そうじゃなかったのってすごく裏切られた気持ちで、何を信じたら良いのかわからなくなるとも言っていたけれど、夫婦間の事は当事者じゃないとわからない事も多いから。
何よりも彼女はもう、結婚もして実家を離れて自分の生活を作っている。心配な事は多くはあれど、自分の生活には直接は、何の影響も及ぼさないはず。なのにそこまで両親に、離婚に腹を立てなくてもいいのにと思ってしまった。
たとえご両親でも、自分ではどうにも出来ない"人の人生"のこと。離婚も再婚もしてしまった事だし、そこまで怒る権利も、必要も無いはず。そんな姿勢で彼女と話しているのが伝わったのかもしれない。
あなたにはわからない そんな気持ちが怒りと共に伝わってきました。
けれど、彼女はすっかり忘れている。
私の両親が、私が中学生のときに離婚している事を。離婚して程なくして、母は「彼の車」で通勤するようになったりして。(母の名誉のために書き添えますが、離婚と彼は何の関係もないはずです。)けれどそのとき私には、良いも悪いも、納得するもしないも、なにも無かった。
自分で生活しているわけも無く、それらの気持ちを支えてくれるのは、その親しかいなくて、私と弟には、何もかもを受け入れるしか、それしかなかった。
今は、彼女のご両親の離婚が、私が経験したのと同じような年頃の時に起こったことでなくて、よかったと思いました。
きっと彼女は一生を棒に振ってしまいかねない。
そんな気持ちになりました。
前回、友達のご両親が離婚したと聞いていたので
少々立ち入った事ではありますが、いきさつなどを聞きました。
お母さんがご病気なのとか、おばあさんをお父さんが面倒見ているとか
とても簡単な話ではなかったので、その後を聞いてみましたら・・・・
お父さんが再婚していました。
彼女はしきりにだまされたと怒っていた。
お母さんが、彼女に一緒に住むための家を買ってくれと言ったとか。
彼女はとても怒っていました。
友達は昨年10歳年下の彼と結婚したばかり。
その結婚も、ご両親の大反対を1年がかりで説得して、納得してもらってした結婚だった。
それなのに、1年も経たないうちにそのご両親が離婚なんてちょっと気の毒・・・と思っていたので彼女の怒りももっともなのかもしれませんが。
でも、私にはあんまり理解できない事も多かった。
お父さんには親しい茶飲み友達だと、聞かされていたのに離婚して半年も経たずに再婚するなんて、だまされた。
ものすごく思いつめたような表情で、怒りが伝わってきました。
でも離婚するときは本当に茶飲み友達だったのかもしれないし。その人が好きだったから、どうしても籍をぬいて事を進めたかったのかもしれないし。その辺は信じてあげないと、お父さんがかわいそうだなと思ってしまった。
しかも相手が居ながら別の人を好きになるなんて考えられないと、病気の妻を捨ててそんな事と、さらに怒りは増すばかりで。
まあ、それは正論だし私だって今はあんまり理解できないけれど、好きな感情って自分でも止められないこともあるから。
お母さんは 彼にも彼女にもお金がなくて、それが結婚を反対された理由のひとつで、だから両親が納得する金額を、二人で仕事のほかにバイトして貯めてから結婚したのに。なのにその二人に自分と一緒に住む家を買えって、そんなの自分勝手すぎる。
まあね、たしかに自分勝手にも聞こえますね。
でもできないんなら、そんな事出来ないよってそれで終わりでいいんじゃないかな。そんなに怒ると疲れちゃうよ。
確かに彼女はご両親を納得させるまで結婚するのを待っていたりしたけれど、ご両親の人生にそこまで、気持ちが入ってしまうものなのかしら。
仲が良いと信じていたものが、そうじゃなかったのってすごく裏切られた気持ちで、何を信じたら良いのかわからなくなるとも言っていたけれど、夫婦間の事は当事者じゃないとわからない事も多いから。
何よりも彼女はもう、結婚もして実家を離れて自分の生活を作っている。心配な事は多くはあれど、自分の生活には直接は、何の影響も及ぼさないはず。なのにそこまで両親に、離婚に腹を立てなくてもいいのにと思ってしまった。
たとえご両親でも、自分ではどうにも出来ない"人の人生"のこと。離婚も再婚もしてしまった事だし、そこまで怒る権利も、必要も無いはず。そんな姿勢で彼女と話しているのが伝わったのかもしれない。
あなたにはわからない そんな気持ちが怒りと共に伝わってきました。
けれど、彼女はすっかり忘れている。
私の両親が、私が中学生のときに離婚している事を。離婚して程なくして、母は「彼の車」で通勤するようになったりして。(母の名誉のために書き添えますが、離婚と彼は何の関係もないはずです。)けれどそのとき私には、良いも悪いも、納得するもしないも、なにも無かった。
自分で生活しているわけも無く、それらの気持ちを支えてくれるのは、その親しかいなくて、私と弟には、何もかもを受け入れるしか、それしかなかった。
今は、彼女のご両親の離婚が、私が経験したのと同じような年頃の時に起こったことでなくて、よかったと思いました。
きっと彼女は一生を棒に振ってしまいかねない。
そんな気持ちになりました。
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