思わせぶり
2003年8月15日雨、朝からすごい雨。
彼の「夏休みの予定」では、今日はお墓参りの日。
朝彼からまずは、メールがきた。
「すごい雨が降っています。すみませんが、駅に7時半でお願いします。」
このまま、知らない振りしていたら、電話がかかってきたりするのかしらと、
ふと、考えましてそのままにしていました。
すると、やはり電話が鳴りました。
彼「おはよう」
私「おはよう」
彼「寝てた?」
私「うん」
彼「やっぱり。寝起きって声が、えっち。
すごい雨が降ってるの。7時半に駅で大丈夫?」
私「うん。わかった。」
彼の家と私の家は車で一時間くらい。
彼のお父さんのお墓は私の家の市内にあります。
家からは40分くらいだけど。
私の車は、天候に左右されず(っていうか、彼の車が天候に左右されすぎ。)お墓参りには最適です。
家でお母さんにこんな天気にって言われていたそうです。
車中彼は
「事務所で待っててくれればいいから。」
「一時間くらいで戻るから。」
「NaNaちゃんは、お墓参りって馴染みないんだよね。両親とも健在ならそうだよね。」
と何度も何度も言っていた。
そのたびに、おばあちゃんと住んでいたので、年二回お彼岸の時には行ってたと言うのですが
聞こえていないみたい。
わかっています。
私の車で来たほうが都合が良いからなんだよね。
「お墓参り」に他意はないんだよね。
「上へは車でしか行かれないの。」
霊園について、事務所の前で車を降りるように促される。
つい「降りろってことね。」と言ってしまった。
しばし、事務所で花を買ったり、お茶の場所を教えてもらったりしてから
彼はタバコを吸いに喫煙所へ。
私もついて行きつつ、ちょっと話していると突然聞かれた。
「一緒に上に行く?」
本当は濡れても大丈夫なように、上着も持ってるし着替えも用意していた。
私が行って、お父さん喜んでくれるのかしら?意地っ張りが出現した。
首を横に振るのが精一杯。
彼が始めから、お参りするつもりで話していてくれたらと、思ってしまいました。
お墓の掃除、手伝うと言えば良かったのかな。
彼は私の車に乗って事務所を後にした。
その間私はここの日記の下書きをしたり、自分の考えをまとめるために
ペンを握り締めていた。
ところが朝早かったせいか、睡魔に襲われはかどりもしない。
まるで授業中の高校生の時のように書きながら寝ていました。
途中ふと目覚めて・・・このときに止めればいいのにちょっといたずら心。
彼が帰ってくるまでそのまま寝込んでいました。
ふと肩を叩かれて彼に起こされた。
「お待たせ。ちょっと遅くなっちゃったね。」
あわててメモを閉じる。
『何か書いていた』と思わせる私の演出、ちゃんと効いているかしら?
ずぶ濡れの彼は着替えて、車で市内に戻る。
「何書いていたの?手紙?詩?」
詩って何なんだ?そんな事、教えない。
彼の「夏休みの予定」では、今日はお墓参りの日。
朝彼からまずは、メールがきた。
「すごい雨が降っています。すみませんが、駅に7時半でお願いします。」
このまま、知らない振りしていたら、電話がかかってきたりするのかしらと、
ふと、考えましてそのままにしていました。
すると、やはり電話が鳴りました。
彼「おはよう」
私「おはよう」
彼「寝てた?」
私「うん」
彼「やっぱり。寝起きって声が、えっち。
すごい雨が降ってるの。7時半に駅で大丈夫?」
私「うん。わかった。」
彼の家と私の家は車で一時間くらい。
彼のお父さんのお墓は私の家の市内にあります。
家からは40分くらいだけど。
私の車は、天候に左右されず(っていうか、彼の車が天候に左右されすぎ。)お墓参りには最適です。
家でお母さんにこんな天気にって言われていたそうです。
車中彼は
「事務所で待っててくれればいいから。」
「一時間くらいで戻るから。」
「NaNaちゃんは、お墓参りって馴染みないんだよね。両親とも健在ならそうだよね。」
と何度も何度も言っていた。
そのたびに、おばあちゃんと住んでいたので、年二回お彼岸の時には行ってたと言うのですが
聞こえていないみたい。
わかっています。
私の車で来たほうが都合が良いからなんだよね。
「お墓参り」に他意はないんだよね。
「上へは車でしか行かれないの。」
霊園について、事務所の前で車を降りるように促される。
つい「降りろってことね。」と言ってしまった。
しばし、事務所で花を買ったり、お茶の場所を教えてもらったりしてから
彼はタバコを吸いに喫煙所へ。
私もついて行きつつ、ちょっと話していると突然聞かれた。
「一緒に上に行く?」
本当は濡れても大丈夫なように、上着も持ってるし着替えも用意していた。
私が行って、お父さん喜んでくれるのかしら?意地っ張りが出現した。
首を横に振るのが精一杯。
彼が始めから、お参りするつもりで話していてくれたらと、思ってしまいました。
お墓の掃除、手伝うと言えば良かったのかな。
彼は私の車に乗って事務所を後にした。
その間私はここの日記の下書きをしたり、自分の考えをまとめるために
ペンを握り締めていた。
ところが朝早かったせいか、睡魔に襲われはかどりもしない。
まるで授業中の高校生の時のように書きながら寝ていました。
途中ふと目覚めて・・・このときに止めればいいのにちょっといたずら心。
彼が帰ってくるまでそのまま寝込んでいました。
ふと肩を叩かれて彼に起こされた。
「お待たせ。ちょっと遅くなっちゃったね。」
あわててメモを閉じる。
『何か書いていた』と思わせる私の演出、ちゃんと効いているかしら?
ずぶ濡れの彼は着替えて、車で市内に戻る。
「何書いていたの?手紙?詩?」
詩って何なんだ?そんな事、教えない。
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